909. 【らんな劇場】守護りの軌跡⑬ 〜相 棒〜 | 魔道士らんなのトーラムまいご日記

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プレイ日記とらんな劇場というお芝居、そしてビモチャン生放送の文字起こしをできるだけわかりやすく書いています。

2015年7月から連続更新中っ


Twitter垢 @Ran_Toram

おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!




はい!
今日も
【らんな劇場】メインストーリー2
守護りの軌跡まもりのきせき
お届けしまーす(*´艸`*)



らんにゃの背後に現れたのは
相棒だったはずの、ウィル!

ウィルの目的とは………?!
らんにゃはどうなる??


さてさて始めますね(o^-')b



ぶーーーー(はじまる音)


:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:

図書館は、しん…と静まり返っている
話し声がやけに響くが、注意する人も
いない。

衛兵はいるがなぜか全く動かない。
おそらく眠らされているのであろう……

そんななか…
名前を呼ばれたウィルは
らんにゃを見据え…話し始めた。
ウィル「ふっ…いつから気づいてた?
成長したな、らんにゃ」

娘を見るように優しく目を細め、ウィルは
こちらを見つめるらんにゃに微笑みかける。

この距離は…
背の剣を抜きざまに一太刀で
斬り捨てられる距離……

らんにゃには守るすべも
避けるすべもない。

しかし、何も起こらず…

時だけが淡々と過ぎていく。




やがて月の光も傾き、照らされる
ふたりの淡い影もカタチを変える。


そんな沈黙を破ったのは、
らんにゃだった。

らんにゃ「おかしいとおもってたにゃ…
ピンチの時に必ず現れるんだもん。」



ウィルは優しげな表情は崩さぬまま…

らんにゃをしっかりと見つめている。

しかし……、
ウィルのその瞳は、何かをしっかりと
決意しているようにも見えた。



らんにゃ「そっか…………

この先には進ませたくない…
きっと…そうなんでしょ?」


ウィル「……ご名答♪

でもどうせ言っても聞かないだろうが…

…………これ以上はだめだ。
キミらを危険に晒したくない。
ヤツと約束したんだからな。」



らんにゃ「……ふぅん。

でも…わたしはウィルの……
相棒なんでしょ?


あらゆる情報を手玉に取る
探索者『ケット・シー』
謎のままでは終われニャいよ?」


ウィル「……」


また訪れるしばしの沈黙……。

ウィルの脳裏には出会った頃の
らんにゃの姿がフラッシュバック
していた。





この娘……ずいぶん成長した……

出会ったときにはおどおどして
やがったくせに………。

魔法が使えないことにたいして
人知れず絶望し、挫け……それでも
明るく振る舞うだけだったのにな…

ウィルはじっとらんにゃを見つめる。
らんにゃをというよりも、
その瞳の奥に滾る決意の真偽を
見定めるかのように。





ウィル「……ちっ…
らんにゃ……さすが俺の相棒だ。

その目はぜったい諦めねぇ……
お前のオヤジさんそっくりだぜ」


らんにゃ「やっぱり……」


ウィル「これは本当に俺とお前だけに
とどめておけ。

さもなくば家族に被害が……」



月明かりのなか。
ウィルはゆっくりと話し始めた。

月はもう、大きく傾き始めていた。


つづく




:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:

はいっ!
ウィルが敵なのか味方なのか……っ!
あまり決めてなかったけど、
味方でしたね(o^-')b

良かった良かった(自分で書いといて)

さてさて。
ウィルとぱぱのお話とは
どんな感じだったのかな、かな?

次回もお楽しみにね(o^-')b


でわでわ………

今日も元気に
行ってらっしゃい(o^-')b

またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆



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