らんです!
今日は、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170217/00/ranran735/df/48/j/o0960075513870470297.jpg?caw=800)
【らんな劇場】
魔乏の妖猫第三話を
お送りしますね!
生まれつき魔法が使えない
魔力欠乏症のらんにゃ。
そのらんにゃを貶す上級生に
割って入る少女。
果たして、彼女は………?
さてさて、始めますね(o^-')b
ぶーーーー(はじまる音)
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
現場は緊迫していた。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170128/19/ranran735/5c/a9/j/o0960054413855682778.jpg?caw=800)
謎の女性剣士と
魔法学校の上級生は
……静かに相対する。
上級生は杖を構えてはいるが、
女性剣士は微動だにしない。
ふつう、杖を構えたこの時点で
「騒乱罪」ものだが…。
何故か衛兵は動かない。
この上級生は上層部の息子なんかか…
鼻息荒く杖を構える上級生に
対しても全く動じることはなく
少女は、
静かに…佇んでいた。
ややもすると、目さえも開いておらず
静かに呼吸を整えている。
上級生「ナメやがって……」
上級生は苛立ちを露わにして
女性剣士を睨みつけている。
くそっ!
今まではこの辺で
みんな命乞いをしてきたのに…
なんだってんだ!
上級生「くっ・・・
なめるなぁぁぁっ!」
上級生は高らかに詠唱を始め
異常なまでの高速で詠唱を完了させる。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170217/00/ranran735/f8/b9/p/o0960055013870470317.png?caw=800)
???「愚かな……」
詠唱はまたたく間に完成する!
熟練の騎士にでも魔法は必中っ。
地獄で悔いるがいいさ…っ!
上級生はニヤリと笑った。
上級生「いっけぇっ!
フリーズアr………
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170217/00/ranran735/58/e3/p/o0960055013870470331.png?caw=800)
っ……
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170217/00/ranran735/65/a6/p/o0960055013870470351.png?caw=800)
ドサっ…
………
…何が起こったのか
まったく理解できない。
あれだけ大口を叩いていた
上級生は地面に突っ伏し……
完全に失神していた。
しーん………
ここにいる人間の中では
この女性だけが、
何を起こしたのかを理解していたのだ。
それは…
まず、高速で飛び込み
下からの切り上げで
「白樫の魔杖」だけを一刀両断。
そして鳩尾に数発…
剣の柄で打撃を入れ
そのまま脇に避け、倒れてくるのを回避。
その間、わずか2秒もかかっていない。
カチン☆
鞘に剣をしまい、子分の方に向き直る。
子分「ひ、ひぃぃぃっ」
慌てて逃げ去る子分A
???「ふっ」
小さく笑うと、らんにゃの方へ向き直る。
小葉「さてと…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170217/00/ranran735/24/aa/p/o0960055013870470372.png?caw=800)
わたしは小葉だよっ、だいじょうぶ?」
小葉と名乗った小柄な女性は、
とたんに人懐っこくなり、
ニッコリと微笑んだ。
おそらくこちらのほうが
「地」なのであろう。
人を幸せにできる笑顔…
そう形容するしかない笑顔に、
らんにゃはすっかり魅入っていた。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170217/00/ranran735/6d/d0/p/o0960055013870470402.png?caw=800)
らんにゃ「わたし、らんにゃです!
あ、ありがとにゃ~」
はっ!つい癖でネコ語が……
小葉「あは!ネコ語かわいい~!
あ、そだ。
あいつらの言うこと真に受けちゃだめよ?
あいつらのいう
「魔無子」なんだけど……」
ここで小葉は一呼吸おき、
小さな声で耳打ちした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170217/00/ranran735/03/5a/p/o0960055013870470429.png?caw=800)
実はね……
わたしもなんだよ?」
らんにゃ「えぇっ!そうなんですか?」
小葉「うんっ、
わたしも結構いわれちゃったからね……
たしかに……わたしは魔法は使えない。
でもね……
そのぶん剣技に特化できた。
人よりも多く技も使えるしね(o^-')b
残念ながらヒューム族にも
限りがあるの。
…できることには限りがね。」
小葉と名乗る剣士は、
ゆっくりと噛み砕くように
らんにゃの目を覗き込み、諭した。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170217/00/ranran735/72/a8/p/o0960055013870470468.png?caw=800)
小葉「…いい?
「魔法が使えない」ことってね、
『できることが少ない』んじゃ
ないんだよ。
『他に、できることが増える』んだよ。」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170217/00/ranran735/c5/9d/p/o0960055013870470502.png?caw=800)
らんにゃ「………うん。」
他にできることが増える。
この言葉は、
らんにゃのココロに
しっかりと刻み込まれた。
同じ境遇の女性。
彼女は「剣技」の道に進んだ。
わたしは………何ができる?
何も…
今まで何も見えなかった、
らんにゃの視界に…。
その言葉は、小さいながら
明るいヒカリの道標となっていた。
つづく
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
cast
謎の女性剣士 小葉
小葉ちゃ
らんにゃ
らんな
上級生
こらん(らんなさぶ)
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はいっ!
小葉ちゃ(メイン)の登場ですーっ!
カケル編くらいから撮ってたんだけど
なかなか出せなくてー。
少し脚本も変えたので
時間かかっちゃいましたー。
小葉ちゃごめんね(。ŏ﹏ŏ)
憎らしい上級生も
小葉ちゃにかかれば
一瞬だったね(o^-')b
このあと…らんにゃに変化が
訪れます。
弱気で何もできなかったらんにゃ。
これからどう
成長するのでしょうか…?
次回をおたのしみにーっ!
第四話へ
http://ameblo.jp/ranran735/entry-12250104108.html
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昨日は久しぶりにアルコイリス!
わんこちゃ
猫みるさん
キサネさんといってきました!
うらんとらんなで支援してましたー。
物理火力でやってたけど
慣れ防止のためにサポブレー(o^-')b
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170217/00/ranran735/5f/d6/j/o0960061613870470520.jpg?caw=800)
いっぱいやってたんだけど
◇とかエルモンとかは
出ないよね(。ŏ﹏ŏ)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170217/00/ranran735/3c/28/p/o0960055013870470544.png?caw=800)
左からわんねこらんきさでした!
次は輝くジェントルマン!
くびをあらってまっててね(o^-')b
でわでわ………
今日も元気に
行ってらっしゃい(o^-')b
またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆
↓ 見てみてね
過去記事とリンク集【らんなび】