らんです！
今日は
らんな劇場
神翼の系譜
をお届けします♪
【あらすじ】
アレから二年………。
ビラートとともに封じられた
ゆうらん。
それを知らずに気丈に振る舞う
らんなたち。。。
しかし…
らんな家以外にも
一波乱あったようですね。
それでははじまりますよー。
ぶーーーー(はじまる音)
:*:･♪･:*:･･:*:♪:*:･･:*:･♪･:*:
ばん！
大柄な男が力いっぱい机を叩くと
大きな音を立てて机が揺れる！
窓や柱が、まだ細かく震えている。
ガルド「どういうことですかっ！」
今までで一番の大声で
ガルドが怒鳴っていた。
幹部「まぁまぁ、ガルドくん。
お・・落ち着きたまえ・・・」
ガルド「これが落ち着けますか！
我々が護っているあの家族っ！
あの家族を切り札に使う為…にっ！
軍が護っていると言う事ですか！！」
幹部「そ！そうはいっとらん！」
ガルド「言ってるのも同じだろう！」
かなり上官にあたるはずの
老人を怒鳴りつけるガルド。
老人ではあるが現役の軍人。
覇気だけは負けてはいない。
しかしこの時ばかりは、
ガルドの勢いに、
完全に飲まれてしまっていた。
犯人を威嚇する警察犬のように
詰め寄るガルド。
緊迫した空気が部屋をつつむ。
？？？「いい加減にしないか！」
それを破ったのは、涼しげな
そして凛とした女性の声だった。
ガルド「エル教官・・・・。」
エル「教官はよしてくれ。今は大佐だ。」
ガルド「しかし・・・」
エルと呼ばれたその女性は
短髪をきれいにまとめ、
理想の上司を地で行くような
美しい姿をしながらも、
並の男性では近寄りがたい
特殊なオーラを放っている。
現にそのオーラを読めない
男性が声をかけ………、
手痛いしっぺ返しを食らっていた。
エル「よほど……
大事な家族となったのだな。
貴様にとって。
しかし
……理由はどうあれ、
あの家族は現に狙われておる。
ガルド「それはそうですが・・・」
エル「次にビルディワームが
再度動き始めたとき……。
止められるのは、
あの家族だけなのかも
知れないのだ」
ガルド「しかしっ！」
エル「実際に…………
切り札にするしないに関わらず、
切り札であることは
……まちがいない。」
ガルド「ぐ・・・」
エル「いまはとりあえず、警護続行だ。
あらゆる外敵からあの家族を護ること。
……ガルド大尉も
存分に腕を振るうが良い」
ガルド「はっ！」
精悍に返事をするガルドを
エルは目を細めながら見送っていた。
エル「ふふ、
あの時から全然変わってないのね。
ガルドくん♪」
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部屋を出たガルドは、
完全に釈然とはしていなかったが、
自身がやるべき事は見えたようだった。
その両の目には、しっかりとした
「意思」が見て取れた。
部屋の前で待っていた
ヴェルヌとサヤカが、
恐る恐るガルドを見上げる。
しばらく黙っていたガルドは、
「きっ」と前を向き
ガルド
「……ヴェルヌ！サヤカ！警護だ！」
ヴェルヌ＆サヤカ 「はいっ！」
うなだれていた
ヴェルヌとサヤカにも覇気が戻った。
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後日………
サヤカ「なんで教官がいるのよ……」
ガルド「わるいか？
俺も…警護を命じられたんだなこれが。
サヤカ「え………」
戸惑うサヤカに畳み掛けるように
ガルドが意地悪くニヤけながら
続ける。
ガルド「しっかり！警護するんだぞ♡
もう……おサボりさせないからな」
訳の分からないドヤ顔で
サヤカを見下ろすガルド。
サヤカ
「えっ？えっ？」
「えええええー？！
ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡」
今日も……
サヤカの悲痛な悲鳴が響いていた。
つづく
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キャスト
ガルド ヴェルヌ サヤカ
らんな
エル大佐
ワン子さん
幹部
劇団ひまわ○
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はい！
神翼の系譜、第二部
始まりましたー。
戦闘シーンなし！
伏線なし！
あっさりしたとこから
スタートですね(o^-')b
果たしてらんな家に
何が降りかかるのか……？
これから不定期で
更新していきますね♪
でわでわ………
またねっ♪(ﾟ▽^*)ﾉ⌒☆
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