362. 【らんな劇場】神翼の系譜⑤ 〜らんにゃ情報網〜 | 魔道士らんなのトーラムまいご日記

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2015年7月から連続更新中っ


Twitter垢 @Ran_Toram

おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!





今日はらんな劇場
神翼の系譜をお届けします(o^-')b





あらすじ

うらんが幼い時に行方不明になった
らんなたちの母、ゆうらん。
むかしは軍に所属しており、
「ソフィアの聖域」との異名を
持っていた。


白い翼を持つ彼女たちだが
ある日の夜、襲撃を受け、
自分たちが白羽根の一族で
あることを知る。




また、その襲撃により
なぜこの家を守る任務を
任されているのかを
だんだん気づき始めていく
ヴェルヌとサヤカ。


そしてもう一人の
白羽根の一族………。



さてさて。
どうなることやらっ!




ぶーーーー(始まるおと)


:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:


らんにゃ「面白いことが分かったにゃ」


警護メンバーだけで行われる
ミーティング。

今回はなぜからんにゃも参加していた。


いつもピンクを基調としている
彼女は、どこからどう見ても、
くすりやさんのアルバイトにしか
みえない。

しかし時折見せる眼光は
簡単に出せるようなものではない
ほど鋭かった。




:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:



ぱさっ

テーブルの上に、十数枚の紙の束が
置かれる。

古ぼけており、黄色く変色してはいるが
保存状態がよいのか、文字はくっきり
読むことができる。


らんにゃ「32年前の軍資料にゃ」






ガルド「これは……S級【極秘】資料!
どこからこんなものを・・」




らんにゃ「出処は明かせないにゃっ」

そういってらんにゃは遮るように
ひとさし指を立てる。





らんにゃ「これによると・・・」


:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:





32年前・・・

魔界につながる大穴が空き、

一匹の魔族が地上に現れた。



冒険者たちは数日間の死闘の上、

なんとか魔族を滅ぼしたという。


そして……




らんにゃ
「これはそいつを倒した時の方法が
書かれてる。

何か強力な魔法を使って、 
一瞬で骨だけにしたって。


これはよくある冒険譚なんだけど…
ここからが問題なのよ。

 


ある事故が2年前に発生したとき…

その事件はひとつの街とともに
軍内部で極秘理に処理されたにゃ。



その時に、
一冊の書物が残されたのね。



軍のトップシークレットになってるけど
その書物には……。

魔法陣と白羽根のマークが描かれて
いる事がわかったにゃ。



……これは禁書扱いになっており
厳重に保管されているようにゃ…


サヤカ「白羽根……魔法陣……

あ!

バサバサ


この資料にも白羽根と
魔法陣が描かれてるよねっ!





らんにゃ「そう。それで…
2年前の謎のサハム崩壊に繋がるの。




ガルド「2年前……
軍の特殊部隊10個小隊が
壊滅したやつだな……。

生存者なし、

目撃者なし、

あとにはビラートだけが
出現した……やつか。





俺は遠方の任務でいなかったが。

ヴェルヌ、
お前たちは研修中だったな…。」




ヴェルヌ「ですね。研修中です。」



サヤカ「32年前の魔族……
2年前のサハム崩壊……

らんなさんたちと深い関わりが
あるってことね

わたしたちが守ってる理由も……







ガルド「かもな。とりあえず解散。

    各自情報をもう少し集めてくれ」


ヴェルヌサヤカ「はいっ!」




:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:



みんなが帰ったあと・・・。

らんにゃが1人で
店番をしていると・・・。


からんからーん♪




らんにゃ「いらっにゃ……、
おかえり。ウィル…



入ってきたのは黒い鱗鎧の男

ウィルと呼ばれた男。

目つきがキツく、明らかに
普通の冒険者ではない。





ウィル
「2年前の例の事件・・・。
生存者が見つかったぜ?」



らんにゃ「!!」


らんにゃの目つきが
獲物を狙う
猫のように鋭くなった。



:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:



夕暮れのソフィアの裏通り…

小舟がゆらゆらと揺れていた。


船乗りたちももう仕事を終え
家路についたあと…。


人気の無い裏路地には
野良犬すらいない。




らんにゃ「ふぅ……」
バレバレの変装をしたらんにゃは
息を整える。
これから起こる真実に備えて……。





定刻どおりに現れた男は
やつれた様子を見せていた。

薄汚れた服を着てはいるが
そのがっちりした体格から
元軍人である事は明らかであった。



あたりを伺いながら、
おどおどする男…。

らんにゃは手招きして裏路地に
誘導すると…
男はぽつりぽつりと話し始めた。



!!

らんにゃ
「な…!なんですって!?」




つづく

:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:


はい!
いかがでしたでしょうか。

32年前の魔族と
2年前のサハム崩壊

そして白羽根の一族。

これらがつながってきています。


秘密を知る男が、衝撃の告白。
らんにゃが聞いたこととは?!


次回もお楽しみに(o^-')b


でわでわ………

またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆


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