ヒューマニエンス「真菌、皆兄弟」を録画観しました。
地球上の命の始まりはLUCA(原始生命)で、槇村先生は、むしろカビ(真菌)の方がヒトよりも高等 だと。地球の主人公はヒトではなく真菌 だと。
細菌と真菌は遠いところで枝分かれしていて、むしろ我ら動物と真菌はオピストコンタから分かれた兄弟。
ヒトの体内では細菌と真菌がバランスよく共存しているらしい。折角なので、細菌と真菌の違いから、真菌の真実に迫ってみます。
1. 細胞の構造(最も重要な違い)
細菌は「原核生物」: 細胞内に明確な「核」やミトコンドリアのような細胞小器官を持ちません。DNAは細胞質中に浮かんでいます。単純な構造をしています。
真菌は「真核生物」: ヒトや動物、植物と同じく、DNAを包む「核」やその他の細胞小器官を持っています。構造が複雑です。
2. 大きさと形態
細菌: 非常に小さく、通常は単細胞生物です。球状(球菌)、棒状(桿菌)、らせん状などの形があります。
真菌: 細菌よりはるかに大きく、酵母のように単細胞のものもありますが、多くはカビやキノコのように菌糸と呼ばれる糸状の構造を作り、集合体(コロニー)を形成します。
3. 繁殖の速さ
細菌: 主に二分裂によって増殖します。条件が揃えば非常に速く(数十分で2倍に)増えるため、食中毒の原因になることも多いです。
真菌: 出芽(酵母)や胞子の形成によって増殖します。細菌に比べると増殖スピードは遅いです。
4. 医療・治療における違い
この違いは、感染症の治療において非常に重要です。
抗生物質 (Antibiotics): 細菌の細胞壁の合成を妨げたりして殺菌・増殖抑制しますが、真菌には効きません。
抗真菌薬 (Antifungals): 真菌の細胞膜の構成成分に作用して効果を発揮します。細菌には効きません。
誤って抗生物質を使い続けると、細菌は死滅する一方で、生き残った真菌が腸内などで異常繁殖し、かえって症状を悪化させることがあります(カンジダ症など)。
要約すると、細菌は単純な構造の小さな原核生物であり、真菌は複雑な構造を持つ比較的大きな真核生物(カビ、酵母、キノコ)である、という点が最大の違いです。 (引用:生成AIのGoogle AI)
昨日は6565歩で、速歩は1287歩でした。







