2025年本屋大賞第三位作品である野﨑まど著「小説」を読みました。本が好きでたまらない二人の子が主人公。
私の回想。
中学1年生の同級生の仲間5名(じゅん、しん、てん、まさ、私)は、常時つるんで行動。フォークソング部を立ち上げて学芸会で演奏をしたり、それに向けての合宿をしたり、とてもいい仲間でしたが、その中で、一番成績が低かったのが「まさ」。コミニュケーションが苦手でいつも静かに後をついてくるタイプの彼でしたが、読書量が半端ないことが印象的でした。
無事、5人とも秋田高校に入りましたが、一浪を含めて4年後、彼は一橋大学に合格。やればやれるじゃん、みたいな。
それ以来、「小中学生は詰め込む勉強よりも、本をたくさん読んだほうがいい」と思うようになりましたが、こればかりは諭しても指導してもその魅力を体感しない限り、本は読みませんね。3人の息子は私と同じで、本当に本を読まない子たちでした。
私の読書のキッカケは、通勤電車の暇つぶし。その後、芥川・直木賞全てと本屋大賞ベスト3を全て読むという目標を掲げて、多少は読書の楽しみを理解できました。
以下、読書メーター投稿文書です。
活字中毒の方はぐいぐいと引き込まれます。著者は小説を読む「意味」について、「目に見えないもの」つまり人の内側にあるもの。 小説は、外側の情報を内側に取り込み、心を豊かにする手段。 嘘(虚構)によって意味を増やすことができる。 小説とは「意味を増やすための嘘」だ、と展開する。 読者自身の「小説とは何か」「読むとはどういうことか」という問いに深く迫ってきて、宇宙の成り立ちや人間の心の構造までを巻き込みながら、物語は内面の旅へと変貌していく。終盤は、ちょっと難解で哲学的。
昨日は340歩で、速歩は0歩でした。
