もう日付変わったので、昨日ですね、結局今回の衆議院選挙も、完全な「風」は起きなかったのですね。いくつかの選挙区で重鎮が与野党問わず落選した区や与野党一騎打ちで野党統一候補が勝利した区もありましたが、本質的には、結果として、現政権は交代も後退もなく、さらには、自民だけで過半数確保の上、某野党の殻を被った「隠れ与党」も議席を相当伸ばしたということで、何か虚無感だけしか個人的にはありません。

 

結局、投票所で行列ができた!とかでSNSでアップされて、投票率がいかにも上がったかのような印象ですが、今回も最終投票率はまだ不明でしょうが、速報値でも50%台中盤?くらいのようですので、これだけ争点(近々の、さらには中長期的にもたくさんの課題が山積)があっても、半分近い有権者は「権利を放棄」、「白紙委任」してしまったのですから、結局確かにほんとうに時間や精神に余裕ないという理由で行きたくても投票所に行けなかった人も無論いると思いますが、大半は「他人事」、「現状満足」の人が多かったということでしょうか?それとも、もう投票しても世の中は変わらないという「絶望感」、「シラケ感情」から権利を行使することを諦めてしまった有権者が多かったということでしょうか?

 

おそらく、投票率がせめて60%台半ば以上であれば、さらに情勢は確実に変わっていたはず。「8割」が厳しくとも、四人に三人、或いは、三人に二人くらいの割合で投票に行くようにならないと、本当の意味での「民意」は問えないでしょうに、、、制度的に小選挙区なぞ、ただでせ、「死に票」が多くなりがちなのですからね。この矛盾は前からわかっていても、結局有権者は理解しているのか、理解しているからこそ、「シラケ」てしまっているのか。

 

結局(←この言い回し、よく使ってしまいますが)、投票前の票田占い?(獲得議席予想)は、やはり、「印象操作」の何物でもないので、「百害あって一利なし」なのですね。当方もその「からくり」に気付くの遅すぎましたが。

 

わくわくするような未来を描けないのは、当方の年齢だと厳しくなっているのはわかりますが、若者世代はほんとうにこのままでいいと思っているのでしょうか?


ほんとうは高齢者たちの「逃げ得」は見過ごしてはいけないでしょうよ。


ダラダラ状態で書いてしまいましたが、とにかく、結論としては、個人的には「シラケ」です、ただそれだけ。

(これだけ書いていますが、無論当方も投票はしていますので悪しからず)