前回投稿してから、二か月近く経ってしまいました。

既に、2021年も三か月を切ってしまい、あとは二か月と一寸となってしまい、、、

情けない限りです。

 

この間に、ワクチンもなんとか二回接種しましたし、叔父宅(旧祖父母宅)の整理もなんとか一通り終了し、遅れていた一周忌をどうするかというところまでようやく来たところです。

ほんとうに時間だけは過ぎてしまいますわな。

 

歳を取れば取るほど、時間の感覚は短くなるとはいいますが、こんなに「加速度的」に過ぎていくのがただただ悲しいですわな。

 

人生も半分の「折り返し」もとうに過ぎていますし、、、

(何が「人生百年時代」ですか!一体日本人のどれだけの人が百歳まで、それも「健康寿命」を維持した形で迎えられるっていうんや!政府って、大体的に「詐欺師」的キャンペーン張っていますが、結局我々の世代は、ロクに公的年金は受給されることなく、「蓄え」が不十分な高齢者は死ぬまで働かされるに決まっています。お金に余裕があって、老後の人生の余裕とか、自分の人生の充実のために、主体的に働く人はいいけれど、ほんとうは働きたくないけれど「働かなくては生きていけない」ひとたちには、ほんとうに辛い辛い老後の人生だと思います。主体的に働きながら、ある意味「ピンピンコロリ」で天寿を全うできれば一番理想ですが、思うように動けなくなるギリギリ前まで働かされたうえ、最後に「寝たきり」で何年もその後の余生を過ごすのは、あくまで個人的意見ですが、ほんに「耐えられない」です。そいう意味でも、我々の世代が、「後期高齢者」と呼ばれる年齢になるまでに、なんとかスイスのように、安楽死(尊厳死)が合法化されることを願ってやみません。あくまで個人的意見ですけれどね)

 

最近、ほんとうに「生きている意味」について、真剣に考えなければと思ってはいますが、いつもいつも先延ばしにしています。それがこの「有様」なんでしょうけれどね、、、

結局「人並」の幸せを手に入れることはできていません。その「人並の生活」、「普通の生活」ってやつがほんとにほんとうに尊いものなんだっていうのが、何か切ない感じがします。

 

日本国は「先進国」のようで、かなり実質的にみれば、実は思い切り「後進国」なのですからね、、、「一億総中流」なんて、ほんとうに幻想だったのですよね、、、

 

因みに、この二か月弱の間、「鬼滅」に再度ハマってしまいましたが(アニメ化二部始まりましたし、そこは納得ですよね、想像しやすいところです)、実は15年以上前にアニメ化放送されていた、浦沢作品の金字塔の一つ、「MONSTER」にずっとハマっていたのです。結局70話以上、一気に見てしまいました。平日帰宅後や週末はほとんどその作品を観ていた感じです。(爆爆

 

しかし、あれはあらためて思いますが、やはりとてつもなく、凄いミステリー作品ですわな。

浦沢直樹作品でやはり、最高傑作なんだというのは納得です。

原作については、当時途中までは雑誌(ビックコミックオリジナル)で読んでいましたが、難解なところもあったし、あまりに長い作品ということもあり、ギブアップしてしまって、読了していません。アニメについては、なんとかすべて制覇できたので、あらためて原作読まなくてはという気持ちもあります。しかし、原作読んだら読んだで、また「時間が潰れていく」という現象になってしまうのですな。(爆

はてさて、どうしたものやら、、、(苦笑

 

あの作品のキーワードの一つは、「名前」ですよね、やはり。「ヨハン」というよく使われる一般的な名、妹は「アンナ」。でも両名とも本名ではなく、妹については、育ての両親の名前から、「ニナ」を使用続けるという設定だったわけですが、やはり、作者には意図があったのでしょうね。物語のルーツとしては、旧東ドイツと思いきや、実はチェコだったっというのも、全作品鑑賞して初めて知りましたし。しかし、個人的に一番最後まで納得いかなかったというか、最後まで理解できなかったのは、ヨハン、アンナの幼少期チェコのチェドック橋、三匹の蛙の旧酒場で母親と三人で隠遁生活している時代に、どうして母親が兄のヨハンにも女児の恰好をさせていたのか、つまり、双子姉妹の恰好をさせて暮らしていたのか、ほんとうにそこが不思議でなりません。作者の意図は何だったのか、いまだに謎です。また、ニナ・フォルトナーの声を担当していたのが能登麻美子さんだったのはほんとうに「適任」でした。また、各シーンで登場する中年のキーパーソンには、各回とも、渋い名優ばかり使っていたのも流石でしたね。

 

とにかく、アニメ作品においては、74話全作品オープニングが変わらなかったことと、印象的なエンディング(「名前のない怪物」?絵本作品)テーマが「おどろおどろしさ」を演出していて、緊張感ありました。やはり、浦沢直樹という漫画家は日本を代表する漫画家だとあらためて思います。「やっぱスゲーわ」