紙幣にも御霊信仰? | オヤジのおもちゃ箱

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行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず・・・・・・

 

2月に日銀の貨幣博物館を訪れたオヤジ。

あまりにも内容が充実しており

とても一度で見学する事が出来ず

3月7日に再度訪れる事にしました。😀

 

フラッシュ撮影すると

色が浮かび上がる不思議な展示パネル。↑

たぶん紙幣の特殊な印刷技術なのでしょう。

 

という訳で、内容盛り沢山の展示内容から

今日は過去に発行された紙幣のお話です。

 

 

明治15年設立の日銀が最初に発行したのが

「日本銀行兌換銀券」です。

当時、日本は銀本位制だったので

銀と交換可能な「兌換紙幣」が発行されます。

 

初の日銀券の肖像画は大黒様。

大黒様は言うまでもなく大国主の事で

商売繁盛や五穀豊穣の神様ですから

「拝金」の演出が既に始まっていたようです。🤔

 

材料にコンニャク粉が混ぜられており

虫やネズミの被害が多発したといいます。

更に温泉地で硫化水素に反応して

変色する事もあったとか・・・・・😨

 

 

紙幣の肖像画の中で意外だったのが

武内宿禰(たけのうちのすくね)でした。↑

神功皇后の三韓征伐をサポートした忠臣

という事になっているけれど

実在は怪しそうだなぁ~👽

記紀によると330歳まで生き延びたとか。

長寿の象徴だったのでしょうか?

宿禰の一円札発行は明治22年。

そのあと69年間にも渡って

様々な紙幣の肖像画に採用されたようです。

戦後はGHQによって使用禁止になります。

 

 

以前もご紹介した藤原(中臣)鎌足の紙幣。

明治22年発行の改正兌換券です。

藤原氏が紙幣の肖像画というのは

正直言って、違和感を感じます。

明治の時代になってもまだ藤原かいな?🐼

なんやかんや言っても

やはり日本人は藤原さんが好きなのね。

 

肖像画の人相が良くない気がする。

目つき悪いよなぁ・・・・・・

 

 

 

えっ! この人も!!😳

和気清麻呂の日本銀行兌換券 。

明治32年に発行されています。

弓削道鏡が天皇に即位するのを

阻止した英雄と看做されており

皇居にも銅像が作られています。

清麻呂が生きた時代は

天皇家VS藤原の時代でしたが

清麻呂は最終的に藤原に加担したようですね。

 

肖像画を描く際にモデルにしたのは

なんと! 木戸孝允だったらしい。

 

 

確かに似てるわ。

薩長の藩閥政治を象徴してますね。🤔

 

 

この人(↑)も意外でした。

天神様こと菅原道真公です。

平将門、崇徳上皇と並んで

日本三大怨霊のひとり。

我が国はお札まで御霊信仰なのですね。

 

 

道真が思いっ切り祟る様子。↑👹

 

もっとも道真は天神様という

学業の神様としても有名ですから

「拝金」の条件は備えているようです。

ちなみに発行は明治21年。

 

 

変わり種は昭和26年に発行された

高橋是清の50円札です。

 

「だるま」というあだ名を持つ

日銀総裁や大蔵大臣を歴任した人物。

昭和恐慌で銀行の取り付け騒ぎが起きた際

窓口に大量のお札を山積みしたのは

今でも語り草になっています。

実はあの時、紙幣の印刷が間に合わず

表のみが印刷されたといいます。

 

もちろん、是清の50円券は両面が印刷されています。

 

 

オヤジにとって、お札と言えば

やはり聖徳太子の1万円札でしょう!

物心ついた時の一万円札の記憶は

とても神々しいものがあります。😍

“有難味”を感じたものです。

 

正に高度成長時代の象徴的紙幣だな。

発行は東京タワーが竣工した1958年です。

 

 

貨幣博物館の見学を終えたあと

前回同様、榮太樓本舗に立ち寄りました。

 

 

前回購入した金鍔が好印象だったので

今回も金鍔目当てですが

桜の塩漬けを効かせた桜金鍔にしました。

小豆餡と桜の絶妙なバランスが素晴らしい!

金鍔は他にも季節限定品があるので

機会があれば試してみたい。🙏

 

日本橋で桜の季節の

“さきがけ!を味わう事が出来ました。

 

ごちそうさまでした!