ノスタルジック2Days:気になるけれど・・・・・ | オヤジのおもちゃ箱

オヤジのおもちゃ箱

行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず・・・・・・

 

旧車イベントのノスタルジック2Days。

今回はマツダのお話。

マツダは本当に真面目なメーカーで

クルマのイベント会場の中で

ブースは独特の雰囲気を漂わせています。😲

 

 

今回はコスモスポーツのプロトタイプが

ギャラリーを集めていました。

1966年にマツダのディーラーに47台が納入され

テスト走行を兼ねて発売前のチラリズムで

消費者の関心を惹こうとした訳です。

 

 

1962年生まれのオヤジですが

コスモスポーツの印象は記憶に残っています。

他のメーカーのクルマとは明らかに違って

正に‟異次元の乗り物”という感じ。😲

 

 

ロータリーエンジンを市販化するという

正に‟快挙”を成し遂げたメーカーの

技術者魂には本当に脱帽ですね。🙌

 

 

コスモのシルエットの特徴は

車高が低い事に尽きます。

全高が1165mmで、1200mmを切るのは

市販車のクローズドボディのクルマでは

コスモとトヨタ2000GTくらいかなぁ?

 

 

コスモスポーツの総販売台数は1165台。

その割には街中でよく見かけました。

否、個性が強烈だったので

印象に残ったのかもしれません。

数字の如く実際には

それほど走っていなかった筈です。🤔

 

 

会場にはFDも。↑

1991年から2003年まで販売されました。

個人的にはコスモの頂点はFDだと思う。

充分な資金と駐車スペースがあれば

セカンドカーにしておきたいクルマです。

 

 

ところでブースには見慣れぬクルマが。↑

これはRX500という1970年のモデル。

マツダでは‟実験車”と呼んでいます。

 

 

‟実験車”だけあってスタイルも実験してます。

ただデザイン的には当時のイタリアの

カロッツェリアからパクった印象は拭えない。

でもかなり気合は入ってますね。😲

 

 た

エンジンは言うまでもなくロータリー。

レース用にチューンした2ローターで

最高速度は250km、最大トルクと出力を

8,000~9,000rpmで発生させたそうです。

当時としては凄く高い回転数でしょう。

 

 

コックピットはかなり先進的。

復活させて欲しいデザインコンセプトです。

 

 

イベントでマツダのブースを訪れる度に

技術優先の会社である事を感じます。

スバルや昔のプリンスと同様に

販売力が強いとはお世辞にも言えない。

ただマツダの場合はフォードとの提携等で

経営が安定しなかったのは事実です。

 

フォードの頸木を逃れて以降

商品力も高くなり業績も上がり始めました。

ただ、「スカイアクティブ」という呼び名は

何とかして欲しいものです。

素晴らしい技術を世に問うのであれば

耳に響く簡潔な呼び名であるべきでしょう。

言っちゃ~悪いけれど

こういうところがまだ‟ダサい”と思う。😲

 

 

「人馬一体」=ユーノス・ロードスター。

コイツのデビューはセンセーショナルでした。

オヤジも当時真っ先に試乗したもんね。😁

 

今でもロードスターは気になっています。

でもマツダのクルマを購入した経験は無い。

「気になるけれど買わない」

同じ考えのクルマ好きって案外多いのでは?

 

今迄もそしてこれからも

マツダの宿題だと思います。

 

それでも気になる・・・・・・