春の苑 紅(くれない)匂う 桃の花
下照(したでる)道に 出で立つ乙女🌸
国立博物館で大安寺と埴輪を見学した後
池之端方面で昼食を頂く事にしました。
久々に老舗蕎麦屋の暖簾を潜りたい!😃
池之端の連玉庵(れんぎょくあん)で
かき揚げと蕎麦のセットを注文しました。
連玉庵の創業は安政6年(1859年)。
池波正太郎等の著名人が贔屓にした店です。
前回お邪魔したのは10年ほど前かなぁ?
土曜日のお昼時にしては
店内はそれほど混み合っていません。
はて??😲??
蕎麦を啜って直ぐに気が付いた!
この蕎麦、手打ちじゃないみたい・・・・🤮
なかなか厳しい時代になったものです。
でも、かき揚げは旨かった。😁
蕎麦よりもこちらの方が食べ応えがある。
お代は全然高くないので
コスパは悪くないと思います。
折角池之端までやって来たので
久々に岩崎邸も見学しました。
明治29年にジョサイヤ・コンドルの設計で建てられました。
施工主は三菱財閥総帥3代目の岩崎久弥。
ちなみに故森繁久弥さんのお父様は
岩崎久弥と親交があった事から
自分の息子に「久弥」と命名したそうです。
森繁さんも相当な家の出自ですね。
正面玄関も素晴らしけれど
南側のバルコニーもいいなぁ~😍
さすが三菱の総帥!
建物に気品を感じます。😍
今回驚いたのは庭園の石です。
縁側に続く踏み石にビックリしました。😲
ムチャクチャデカい石を使ってます。
まるで横穴式石室の天井石みたい。
過去に数回訪れているのに
全く気が付かなかった。
超ド金持ちは、こういう部分に金をかけるワケだな。🤔
岩崎邸の見学を終わりJR上野駅に向かいます。
途中、擂鉢山古墳に立ち寄りました。
(前方後円墳)
全長約70mで後円部の長さは約40メートル。
築造された時代は分かりませんが
注目したいのは上野公園という立地でしょう。
古墳を横から眺めるとこんな感じです。↑
上野公園は「上野の山」と呼ばれる丘陵地。
公園の見取図のすぐ下はJR上野駅です。
古墳から駅まで5分とかかりません。
駅を隔てた反対側は崖で切り落とされている。
上野公園は「本郷台地」の先端にあたるので
古墳のランドマーク的な役割を考えると
正に「然るべき場所」に築造されています。
看板の脇に墳丘に登る階段が・・・・
噴頂は思いの外広く
お弁当を広げる人もいました。
噴頂から前方部を眺めた図。↑
上野の山は幕末に上野戦争が勃発したし
寛永寺の境内も広がっていました。
前方後円墳墳の存在を考えると
古来より要衝の土地は
ず~っと要衝なのかもしれませんね。
東京文化会館の斜向かいに
古墳が横たわるのって、意外性があって
なかなか面白い。
おしまい。