大菩薩(前編):オヤジのリハビリ登山 | オヤジのおもちゃ箱

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行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず・・・・・・

痛めた腰がようやく完治。

今年登ったのは大岳山と雲取山だけです。

そこでリハビリを兼ねて

大菩薩嶺に登る事にしました。

 

 

登山口間近の駐車場は満車なので

少し離れた第三駐車場にクルマを停めます。

こちらも直ぐに埋まったようです。

 

 

登山口の長兵衛小屋。

同名の山小屋を時々目にします。

何でだろうね? 🤔

 

 

今回は福ちゃん荘を経て

唐松尾根を稜線まで登ります。

そのあと雷(かみなり)岩で食事を済ませ

稜線を介山荘までトレース。

再び福ちゃん荘に降りるコースになります。

歩く時間は4時間くらいでしょうか?

とてもラクチンなルートです。

登山と言うより殆ど散歩ですな。😁

(言い過ぎじゃないの?)

 

 

あっ!福ちゃん荘だ! 懐かしいなぁ! 😀

実はオヤジの登山事始めは大菩薩でした。

今から30年くらい前のこと。

小屋は昔と殆ど変わっていません。

 

 

福ちゃん荘をやりすごし 樹林帯を進みます。

整備が行き届いた登山道。

緑のシャワーが心地良い。

 

 

天気は曇りの予報でしたので

景観は期待していなかったけれど

唐松尾根から富士山の見事な姿が!🤩😍😊

 

弧を描く山裾は本当に美しい。

この形は玄武岩質溶岩の

ビミョ~な硬度の演出によるもの。

他の日本の火山はゴツゴツしています。

わかりやすく言いますと富士山の地質は

「サラサラ溶岩」なのです。

このシルエットは地質的な奇跡だな。

 

 

雷岩に到着しました。(↑)

ウィンドブレーカーを着ていないと肌寒い。

それにしても、この岩は何だろう?

恐らく花崗岩かな?

調べたら花崗閃緑岩と呼ばれ

花崗岩と閃緑岩の中間的な存在らしい。

この鉱物は稜線と奥多摩側の斜面を形成しているそうです。

今では火山活動とは無縁の大菩薩ですが

太古には何らかの影響を受けている訳です。

最も、日本は何処もかしこも火山だらけだったと思う。

珍しい事ではありません。

 

雷岩で腹ごしらえの後

介山荘まで気持ちの良い稜線を歩きます。

 

動画も撮りました。(↓)

 

 

 

後編へ続きます。