エステートはここから始まった? | オヤジのおもちゃ箱

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行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず・・・・・・

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オートモビル・カウンシルのネタ。
今回は上の画像のクルマです。(画像拡大可)
ボルボ1800ES(1973年~1974年)というモデルで
ベースは1960年にデビューしたP1800。
P1800は旧車のイベントで何度か見かけた事がありますが
ESに会える機会は今までありませんでした。
フロントビューを見ると、とても保守的なデザインです。
そもそもベースは1950年代にラリーで活躍した“アマゾン”ですから
時代にワンテンポ遅れていても不思議ではありません。
ところがESのリアヴューは、フロントビューからは想像できない形をしています。

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これがなかなか魅力的でして(上の画像がリアビュー:拡大可)
オヤジが最初にこのデザインを見た時はビックリしました。
あのP1800のワゴンがこんなにカッコイイなんて・・・・・・・・・・
ガラスに直に接合しているヒンジがとても粋に思えたものです。
ボルボってメーカーはワゴンになるとデザインが俄然面白くなるようですね。

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1800ESから40年以上の時が流れても
ボルボはESにノスタルジーを感じているのか?
最新のボルボにもESの記憶が残っているようです。

世界的な大ヒットになった数々のボルボワゴン。
その起源はESなのかなあ~

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とは言うものの、セダンも捨て難い。
上の画像は740(画像拡大可です)。
740はエステートばかりに注目が集まりましたが
上の画像を見ていると、「長く乗るのであればセダンが正解なのかも?」と思ってしまう。

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徹底して角ばったデザイン。
現在のようにエアロダイナミクスの事ばかり考えているデザインよりも
この佇まい(上の画像:拡大可)の方がクルマらしいですね。
当時の輸入車はドアサッシをボディと同色にするモデルが多かった。
その後輸入車も、ドアサッシをブラックアウトするようになりました。
これも日本車の影響かも知れません。

国産車は日本人が思っている以上に、海外のメーカーに影響を与えているのかも?
ボルボはスクエアな方が良さそうです。

古いボルボにクルマらしさを感じたオヤジでした。