1日目、前半の墨田区役所を後にして、バスで移動し続いて東京都港区の

「芝浦水再生センター」へ。

「下水道施設の上部空間の活用について」施設内を見学させていただきました。






 

こちらでは、港区・中央区・千代田区・渋谷区・新宿区と5つの区から

排出された汚水を処理されているそうです。

 

多くのオフィスや繁華街がある東京都でも中心地となる区であることから、

昼や夜、週末や平日で処理水量の差が大きくなるとか。

 

すぐそばに品川駅があり、新幹線が停車することはもちろん、

今後はリニア中央新幹線の東側での始発駅となることから、超高層ビルなど

急ピッチで再開発されています。この場所の再開発だけでもものすごいのですが、

東京はあちらこちらで、この規模の再開発が進んでいるかと思うと、

やはり大阪とのスケールの差を感じました。



 

芝浦水再生センターは広大な敷地(199.127m2)ですが、

施設の上部には公園や運動場、そしてなんと高層ビルまで。



 

公園ではイベント広場などもあり、なんとも画期的!








 

また、立地が最高なことから、ビルのテナント料もお高く、

しかしそのおかげで収益が確保できるのだとか。

 

つまり、大阪で同じことを考えるのであれば、ビルとしての収益確保はなかなか難しい…ということです。

参照↓大阪市の下水処理場



 運動できるスペースとしては、素敵だなと思います。

大阪市では、野球やサッカーなどの練習、試合を行える場所が少ないと

ご相談をよくいただきます。

 

小中学校のグラウンドは広さが足りなかったり、既に放課後事業で空きも少なく

使用が困難であったり、大阪市オーパス・スポーツ施設情報システムもありますが、

硬式野球ができる場所が少なかったり。。

 

また、これまで市民の方に利用されていた舞洲運動広場も、万博に向けて駐車場として整備されるため、

万博終了までの2年程、使用不可となる予定です。

R4には147,000人の利用もあり、また新たな場所をお探しいただく形となります。

 

困っているとのご相談もいただいており、担当局ともお話ししておりますが、

利用者さんご自身で他の場所をお探しいただくしかなく、、

それはそうなんですが、これまで利用できていた場所が使えなくなるというのは、本当に困りますよね。もっと利用に困ることなく運動できればなと思います。余談ですが、中央スポーツセンター(大阪市中央区)も、ただいま改修工事中でして、その間は近隣のスポーツセンターをお使いいただきます。

今のところ、ご相談はお聞きしておらず、隣接区で利用していただけているのかと思います。

 

話が逸れてしまいましたが、

運動できるスペースが出来れば素敵ではありますが、冒頭に書いたように、芝浦水再生センターは敷地が広いんです。

 

なので、それを大阪市の下水処理場に当てはまるのかというと、運動スペースとしてはどうなのか、

また、それ以外にも活用できることがないのか、など今後しっかりと議論していけたらなと思う次第です。

 

今回の視察で、東京都のマンホールカードもいただきました。

恥ずかしながら、大阪にもマンホールカードがあったことを知りました。

全国で集められている方もいらっしゃるのかな。


気になって調べてみたのですが、

大阪市では現在、2種類のマンホールカードを発行しております。


こちらと、


こちらです。詳細は以下の大阪市HPを




これまでに(令和四年度末)

39000枚が発行されているそうです。


大阪市内には19万箇所のマンホールがあるとのことで、今回調べてみて知り、驚きました。


令和5年度から市内のマンホールが万博キャラクターのミャクミャクに変更されている場所もあり、皆さんご存知でしょうかニコニコ



可愛らしいデザインです。


↑こちらは以前、万博公園で見つけたマンホールです。大阪市内にも400か所に設置予定とのことですので、良かったら探してみてくださいスター


ちなみに、残念ながらミャクミャクのマンホールカードは今のところ予定はないようです。


次回は東京視察2日目について、です。