先日、大阪市水道局の体験型研修センターを視察させていただきました。
少し前に水道局の職員さんとお話をさせていただいている中で、この施設の存在を知り、勉強のためにお伺いさせていただけないかと相談したところ、快く受け入れてくださいました。お忙しい中、本当にありがとうございました!!
視察をして改めて実感しましたが、普段は蛇口をひねれば当たり前のように出てくる水道水ですが、その裏側では、職員の皆さんによる日々の努力と高度な技術によって安全な水が守られていました。
今回の視察では、水道水が作られる過程から災害対応、水道管の維持管理まで、水道事業の最前線を実際に見せていただきました。
研修センター内の浄水施設棟では、淀川の水を1日約100トン取り入れ、実際の浄水場と同様に薬品処理を行っています。
大阪市の浄水処理の特徴の一つが、オゾン処理を2回行う高度浄水処理です。安全性の確保はもちろん、水のおいしさを支える重要な工程でもあることを学びました。
また、令和6年度から小型処理装置が導入されており、令和8年度からは浄水場にも導入予定とのことです。新しい技術の検証や人材育成にも活用される予定で、水道技術を将来につないでいく取り組みが進められています。
さらに、災害時の応急給水に関する設備も見学させていただきました。
給水車や非常用給水袋、応急給水タンク、応急給水管など、実際に災害時に使用される資機材を間近に見ることができ、いざという時に水を届けるための備えが日頃から進められていることを実感しました。
特に印象に残ったのは、大正時代の水道管の展示です。
実際に使用されていた錆びた水道管や、水道管が損傷して漏水する様子の再現設備、そして漏水を止める補修方法なども見学させていただき、水道インフラを維持し続けることの大変さと重要性を改めて感じました。
水道管に対してこれは横に破損していますが、これが縦に切れると処置が本当に大変のようです。
現場ではもっと足場も悪く、大変な作業にやるかと思います。
現在、全国的に水道管の老朽化は大きな課題となっています。
大阪市においても、水道インフラ強靭化の取り組みが進められており、管路更新ペースの引き上げも発表されています。
水道は、普段は意識することが少ない存在ですが、私たちの生活や命を支える最も重要なライフラインの一つです。
冒頭にも書きましたが、蛇口をひねれば安全な水が出る。その「当たり前」を守り続けるために、現場では多くの努力が積み重ねられていました。
今回の視察で学んだことを今後の議会活動にも活かしながら、将来にわたって安心して使い続けられる大阪の水道を守っていきたいと思います。
見えないところで支えられている水道の仕組みを知り、改めてその大切さを実感した一日となりました。
職員の皆さま、ありがとうございました!!
それでは、また。
大阪市会議員 野上らん






