こんにちは。大阪市会議員の野上らんです。

 

8月30日、31日と2日間に渡り、今年度所属している建設港湾委員会での行政視察へ、

東京都の墨田区、港区、中央区へ行ってまいりました。


建設港湾委員会

大阪維新の会メンバー


副委員長、わしみ慎一委員

東成区、岡崎太委員

住吉区、上田智隆委員

天王寺区、金子恵美委員

西区、西拓郎委員

平野区、松田まさとし委員


コロナを挟み、私は2019年の当選1年目より、4年ぶりの行政視察となりました。

 

まず1日目は墨田区へ。

墨田区は人口283,655人(R5.8.1)、面積13.77km2

隅田川の花火大会などが有名な場所です。

私も花火大会に行ったときを思い出し、懐かしい気持ちで訪れました。

東京スカイツリーもできて、ものすごい観光地ですね!

 

今回は、そんな墨田区の

「北十間川かわまちづくりについて」現地を視察させていただきました。

 

現地の前に、先ずは墨田区役所へ。

玄関ホールには鶴の作品が。毎年デザインが変更されるとのことで驚き。



何羽あるのかとても気になりました。

 

担当職員の皆さま、そして福田はるみ議長が温かくお出迎えしてくださり、

事前にしっかりとご説明していただきました。

 

北十間川かわまちづくりが行われた経緯として、

「北十間川・隅田公園観光回遊路整備事業」

東京都、東武鉄道(株)、墨田区が、東京2020オリンピック・パラリンピックの

開催時期に向けて、それぞれの施設改修を行い、公園、道路、高架下、水辺が一体となった

浅草から東京スカイツリー間の新たな賑わい空間を創出し、周辺地域への回遊性の向上を促進することを目的とされていたとのことです。

 

墨田区役所からも北十間川テラス付近を見ることができました。

スカイツリーの存在感もすごいです。





 

整備前と整備後のお写真もいただきました。




水辺の空間というのは、本当に魅力的ですよね。

大阪市でも


中之島エリア



タグボート大正



東横堀川のβ本町橋



など、

水都大阪として水辺の空間が活用されています。

今後は万博に向けても舟運の活性化など、益々この水辺、川沿いは重要になってくると考えます。

 

暑い中、担当職員の方が現地にご案内してくださりました。本当にありがとうございました。

 

公園の中は、綺麗な芝生があり、憩いの空間となっていました。



猛暑でなければ、座ってスカイツリーを眺めながらのんびりされる方も多いのかと。

大阪だと「てんしば」のようなイメージです。

 

行事などのご案内も。

 


高架下も店舗が並び









川には魚が沢山いました。(写真では確認しにくくすみません)



ちょうどスカイツリーまで半分ぐらい歩いたところで、道路に阻まれてしまい、



すこし信号まで歩いての横断となるのですが、

この場所を整備されたことで、浅草~スカイツリーまでこの道を通って行かれる方が

圧倒的に増加したとのことです。

水辺の空間を上手く利用して周遊性も高めて民間の活力も導入されています。







 

ただ、予算的には東京都がほぼ、ということなので財力の差を感じました。

 

また、かわまちづくりとは別で気になったのが、街路灯です。



「街路灯が故障の際は、墨田区役所までご連絡ください。」というシールが貼られています。

墨田区役所の方にお聞きすると、墨田区の全ての街路灯に貼られていて、区民の方からご連絡いただくことが増えたようです。

 

大阪市では、街路灯について市民の方からご相談いただくことがあるのですが、

こんなふうに書いていただいているととても分かりやすくて親切だなと感じました。

 

街路灯以外にも、どこに誰に連絡したらいいのか分からないと言われることも多いので、

「分かりやすく」をどんなものでも実施できたらと思います。

 

余談ですが、墨田区役所さんでお土産をいただきました。

北斎揚げ(和風カレー味)





地元では有名なお菓子でしょうか。製造者さんは墨田区の会社で、宣伝も兼ねた地元愛とお心遣いに

心温まりました。ありがとうございます。

 

墨田区での視察を活かして、大阪市に何ができるのか、しっかりと議論していきたいです。

 

次回は芝浦水再生センターでの視察について、です!