撮影開始まであと5分しかない。
小道具の確認はおろか、
芝居上の導線の確認もできてない

仕方ない。必要最低限。
一番最初から確認しよう。
監督も「本番はカットかけて何度か撮る」
と言っていたはず。

自分が座る椅子、通る軌道、使う小道具
を確認する。
ぜんぜん身体が空間に慣れない。

でもそれで良いと思った。
作品の設定上、全員が初めて来る場所なのだ。
自分に取って使えるものは全て使おう。
この不慣れさ居心地の悪さからもくる
緊張感を芝居に還元すればいい。

これから映像の世界を経験して
色んなことを理解してくると
こんな開き直りもできないのだろう。

今だけだ。今を味わっていた。
これってマインドフルネスなのかしら?



※これは映画「TOKYO RED 鉛丹」について語る日記です。


映画「TOKYO RED 鉛丹」

脚本監督 #秋山純

出演

#蘭乃はな 

#若林時英 #フェルナンデス直行 #吉田玲 #中井由梨子 #小林知史 #松谷鷹也

#加藤雅也

劇中歌 #山崎ハコ


https://www.tokyoredentan-movie.com/