いよいよ前田清実先生による
『TOKYO RED 鉛丹』の振付が始まった。
一番最初は優香役の吉田玲さんとのダンスから。
雪菜のダンスシーンのテーマ曲“orchid”。
振付序盤から感動の連続だった。
「足の裏で床を擦って何かを消す」
「自分の胸に十字架を刻む」
「こっちは自分の心臓を抉り出す」
「何かを放り投げてはキャッチ、それを
口の中に入れる」
音楽と脚本と役と情景と風景の全てが
内包された振付だった。
夜の東京の片隅で、この踊りを
踊る自分を想像できた。
吉田玲さんから発せられる瑞々しさと
微かなデカダンス。一緒に踊ると
それを更に感じ取ることができた。
最初の1時間で、
これはすごいダンスシーンになると
確信した。嬉しくてワクワクしてゾクゾクした。
映画「TOKYO RED 鉛丹」
■鶴岡まちなかキネマ(山形県鶴岡市)
4月6日(土)〜12日(金)
上映時間は後日発表
★4月6日(土)秋山純監督と蘭乃はながトークショーに登壇します