前田清実先生の振付が始まった。
あまり記憶がない。
けど、
振付はちゃんと覚えられていたと思う。
あとは、
震える振りがあったことと、
生命を吹き込む振りがあったことと。
芝居とリンクしている振付に
感銘を受けたのは覚えている。
ただ、首は痛かった。
4-5時間ほどで、“愛と死の輪舞”の
振付は上がった。
「夜休憩を取ってから
この構成を回る盆(舞台機構の名称)の上で
できるかどうか確認する」
と演出助手から説明があった。
「良かった。振付が終わった」
そう思った瞬間、緊張の糸が切れたのか
脳内のアドレナリンが切れたのか
首から腰が硬直し、動かなくなった。
「もう動けません…首が痛いです」
大号泣の蘭乃はな。
病院送りなった。
(つづく)
※これは映画「TOKYO RED 鉛丹」について語る日記です。
映画「TOKYO RED 鉛丹」
■鶴岡まちなかキネマ(山形県鶴岡市)
4月6日(土)〜12日(金)
上映時間は後日発表
★4月6日(土)秋山純監督と蘭乃はながトークショーに登壇します
https://machikine.net/movie/tokyo-red-%E9%89%9B%E4%B8%B9/