ずっと書きたかったのですが告知など色々あったので、遅くなってしまいました。


先週の土曜日。イングランドFA杯の準決勝。
リバプールとマンチェスターシティが再び対戦しました。


結果は3-2でシティ敗退。決勝はリバプール対チェルシーですね。
つらい。けれど前半のリバプールは素晴らしかった。前半のシティはナーバスな時のシティでした。
ナーバスな状態だと、プレス、ボールの出し所、ポジションの取り直し、あらゆることが少しずつ遅れてしまいます。


前半でリバプールが3得点を決め、とても心配でしたが、後半のシティは見違えるようでした。プレスがきっちりハマる!初動に迷いがなくなってボールは繋がるし連動した動きが生まれました。


ハーフタイムにペップ・グアルディオラ監督はどんな言葉を彼らにかけたのだろう、と胸が熱くなりました。
結果的には負けてしまいましたが、後半に2得点し最後まで得点を諦めないフィールドプレイヤー、ピッチ脇で仲間を鼓舞するベンチメンバーが誇らしかったです。


後半でデブライネがスパイクの紐を結んでいる所が抜かれたので、交代で出るかな?!と期待してしまいました…結果的にはこの日は出ませんでしたが。ベンチにいるということは大きな怪我ではないみたいなので、少し安心しました。


そして、話題になったシティ2失点目。シティのGKザック・ステフェンにリバプールのサディオ・マネが素早いプレスをかけ、そのままボールにタックルに行って決まったゴール。


私もリアタイしていた時には「エデルソンだったら…」と思っていたクチだったのですが、その後色んな媒体で勉強して、今は、あれはザックだけが原因ではなく複合的な要因が重なってしまったのだなと考えています。


それでも失点はGKの責任になってしまいがち。試合後は、その日怪我からベンチに復活したキャプテンのルベン・ディアスが一目散にザックに駆け寄り、GKのエデルソンとカーソンがザックを迎えに行き、デブライネはじめチームメイトたちが肩を抱いて彼を励ましていました。


試合後にザック・ステフェンが投稿したSNSにはチームメイトに限らず沢山のサッカープレイヤー達からのコメントが寄せられました。
彼の痛みに寄り添い、励まし、切磋琢磨し合おうとする選手たちの姿に私はめちゃくちゃ感動しました。


サッカーという世界が見せてくれるドラマ。
アスリートたちが見せてくれる人生ドラマに大きな感銘を受けて、心癒されたり楽しんだり勇気をもらったりして、心の糧にしていきます。


負けちゃったけど…この試合を見て良かったです。また、観ます。



早く、暖かくならないかな〜?