バレエの中でも大人気演目の『海賊』全幕。
東京バレエ団で上演されるのを鑑賞してきました!

『海賊』を超ザックリ説明すると、
"競売にかけられていた奴隷のメドゥーラと海賊の首領コンラッドの恋のお話"という、人身売買が普通に行われている、現代ではトンデモstoryなのですが…苦笑。
でも、途中でメドゥーラがコンラッドに、「あなたが囲っている奴隷を全員解放してあげて」と頼み実行する場面もあるので、現代のコンプライアンス的にもギリギリOKかな?とか、思って観てました。(蘭乃さん集中して?)

詳しいあらすじはWikipediaをご覧ください!


東京バレエ団のダンサーの皆さんの洗練された踊りにウットリ…。メドゥーラ役の秋山瑛さんは華奢で可憐で、身体の内側から光を放ってるのではないかという存在感でした!


ガラコンサートなどでも踊られることの多い『海賊』のパドドゥ。
(パドドゥ…男女の踊り手によって展開される踊り。デュエット〜各自のヴァリエーション〜コーダの流れが一般的)



王道中の王道なのですが、私、二幕のパドドゥが大好きでして。というか…
王道中の王道ですが、アリのヴァリエーションが大好きでして♡


アリはコンラッドの忠臣なのですが、衣装は上裸にアラビアパンツという装いです。セクシーでしょ?
ヴァリエーション(ソロの踊り)の振りは、ほぼ、跳んでるか回ってるか見栄を切ってるかの3択です。それがカッコいいんです、はい、めちゃくちゃ盛り上がります。


アリは、主人への忠誠を誓っていて、誰かと踊る時はひれ伏していますが、ソロで踊り出すと…「超絶自己肯定感高い系男子」。
踊り手さんのナルシスみが爆発します。個性による違いが表れるのもまた楽しい!


先日の世界バレエフェスティバルのキム・キミンは溌剌・健康系でしたが、自伝映画も公開されたセルゲイ・ポルーニンはナルシスの極み・世界中の女は俺に惚れろ系、去年亡くなったパトリック・デュポンはどこまでも楽しませてくれるラテン系、などなど。

子供の頃バレエのお教室の発表会でアリを踊ってたお兄さんも格好よかったなぁ〜。


昨日の生方隆之介さんは、とても筋肉が柔らかい方でポーズのあと、そこから更に脚が上がる!腕が伸びる!!そして、ナルシスみは控えめなのですが、若々しく初々しくて…逆に萌えました‼︎(爆)


アリへの愛が溢れてしまいました…取り乱してすみません。


このような鑑賞の仕方は邪道だ!
と、バレエ業界の方からお叱りを受けてしまうかもしれませんが…
どうですか?普段あまりバレエを観ないわ〜という方、ハードル下がりませんか?笑


バレエも、サッカーも、日舞も、私なりの感動ポイントを発信して、沢山の方と"好き"を共有して更に楽しくなれたらいいな☺︎と思ってます。


なんだかコンテンツがとっ散らかってる、と自覚してるのですが(笑)お付き合い頂けたら嬉しいです!!
これからも色々書きます。