昨日、千秋楽を迎えた『踊る!埼玉』にて。
私が演じた北うららは、天王寺歌劇団所属。
天王寺歌劇団は関西に拠点がある伝統ある歌劇団、という設定。
そう。本気のパロディですよ。本家本元が愛をもってやる本気のパロディ。
わたし…
作品への愛、
古巣への愛、
笑いへの愛…
が炸裂してしまい、稽古シーンの衣裳は、全て自前のものを持参いたしました!笑
退団してからというもの、色とりどりの可愛いお稽古スカートを着るのが気恥ずかしくて、黒のお稽古スカートしか履いてこなかったのです。
まさか再び黄色やピンクのスカートを履く日が来ようとは。取っておいてよかった!!
中でも一番のお気に入りをご披露します。
マリーアントワネットの時に作って頂いた、輪っかのドレス仕様のお稽古スカート。
輪っかのパニエ(スカートの下に着ける、ボリュームを出すためのペチコート)を履くと、スカートの丈が足りなくなってしまうので、パニエをつける用のスカート丈の長さになっています!
宝塚時代はもう少し大きい輪っかに被せてたので、少し長いかなと心配でしたが、大丈夫そうだったので使うことができました。
このアントワネットスカート。実は、以前このブログでもご紹介した、人形作家の佐藤まゆみさんが作ってくださいました。
というか、宝塚時代の私(&れーれ)のお稽古スカートは全て佐藤まゆみさん作です。
遡ると『二人の貴公子』の牢番の娘や、『エリザベート』のマデレーネも、『オーシャンズ11』も『エリザベート』の星スカートも。ぜんぶぜんぶ。(気になる人はDVDなどのお稽古映像をご覧ください)
今回、このスカートをお客様にご覧頂けて、私は本当に嬉しかったです!!!
皆様、お付き合いありがとうございました♡