どうも、スーパーマーケット経営研究コンサルタントの桑原です。


もう30年程前のお話になりますが、その当時、地元のローカルスーパーマーケットの

フランチャイズに加盟していました。

当時は、「チェーンストアー理論」がまだ華やかなりし頃で、いかにして早く、

多くの出店をするかが大切とされていました。

どこよりも早く、いいロケーションに出店さえすれば、売り上げがあがった時代ですね。

だからこそ、ローカルスーパーマーケットも、FC(フランチャイズ)方式を採用し、

出店のスピードを加速させていた時代でもありました。

個人でお店を経営している者にとってこのFC方式は、商品の仕入れから財務管理まで

すべて本部がやってくれるのですから、これほど楽なことはありません。

が、しかし、

実はこの事が大きな問題だということを、あとあと身にしみて分からせられることになるのです

が。

人はあまりにも短絡的に、楽な方法を選択するのは良くないのかも知れませんね。

とにもかくにも私自身、FCに加盟してからというもの、ただひたすら本部の指示どうりに

言われたことを必死でこなすしかありませんでした。

本部から、チラシ掲載商品、年間契約商品、季節スポット商品、などなど、

大量の商品が毎日送り込まれ、夜遅くまで作業をしていました。

繁忙時のお盆や年末ともなれば、一人で、何日間も徹夜で作業を続ける日々でした。

深夜、品出しの作業をしていると眠くなってしまうので、

店内で大音量で音楽をかけながら作業をしていたのを思い出します。

しかし、どれほど頑張っても、良くなっている実感や充実感がないのはなぜだろう?

当時の私は、何か違和感を感じ始めていました。

FCになることでもっと効率が上がり、売り上げが上がり、利益が増えるはず、そう思って

いました。

しかし実際は、ロボットのように仕事をこなす日々が続くだけの毎日。


「何か、根本から間違っているのかもしれない。」


そうゆう疑問が、頭から離れなくなっていきました。


「スーパーマーケットの原点に帰ってみよう。」


私は、スーパーマーケットの発祥の地、アメリカに行くことを決めました。