テルマエ・ロマエという漫画があったのは有名な話。
漫画が面白くて大ヒット!
桜玉吉のネタにされるくらい慢性的だったコミックビームの廃刊危機を救う程の大ヒットだった。

実際、アニメも映画も面白く、共に大ヒットする名エピソードだった。

アニメ化、映画化され、原作者の取り分が少なすぎ問題を取り上げられたのも本作。
原作者の地位の低さを問題視された起点の漫画だといえる。

そんなテルマエ・ロマエ、アニメは良かったものの、大ヒットはしたが、映画は原作レイプだった。
漫画の面白さを10%も伝えきれない出来。
ちなみにアニメは70%くらいだった。

そんな中、ちょっと前にネトフリで原作者ヤマザキマリ氏の監督による新しいテルマエ・ロマエがやると聞いて観てみた。

これは傑作だ!


その名も、
テルマエ・ロマエ ノヴァエ
ノヴァエは新しいという意味で、テルマエ・ロマエの世界観で新しいストーリーが展開される。
とにかく、作者がキチンと作ってるので何も違和感が皆無。
新しいストーリーなのにお馴染みのエピソードが散りばめられ、新しいテルマエ・ロマエのストーリーが存分に楽しめる。
つうか、サスガだよね。ヤマザキマリ。
とにかくこの人はストーリーが上手い。本当に読ませる。

昨今の原作レイプ作品に対するアンサーはこれだ!ってくらいの傑作です。