組立式簡易正二十面体的ドームテント | Do It Yourself!

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自作品の写真や日々感じたことを日記のつもりで書いてます


春四月頃設置したドーム
半年経過した10月 
こちらの野菜支柱ドームはキュウリ植え収穫はできても目的の緑のドームにはならず
キュウリは葉の密度が悪い
だがこのまま不発では終わらせないことにして
ストレッチフィルムを巻つけ面を出す
巨大なシャボン玉の中に人が入り包まれるかのようなイメージ
側面はほんの数分、三周回るだけで作り出せた
屋根まで覆いたかったが屋根面を下から一人で巻くのは至難の技だと気づき中断
ニワトリ、ウサギのいる緑の蔦ドームとは違い人工的なフィルムに包まれる空間
ビニール温室とも違い透明度もあり遠くからだと一見ガラスのようにも見えるかも
クリアシールド
 虫や雨風を簡易的に防ぐだけなら一番安く伸び縮みし形状に沿わすことができるストレッチフィルム。施工性も良くホームセンターでロールで長さ300m、幅50cm、とても安い値段で売られていて透明度も十分、一瞬で面を構成できる。今年一年野外で試験しても劣化しなかった為耐候性もそこそこあると判断し採用。
積み荷の崩れ防止として物流業界の使い捨てアイテムだが、実際使ったそれをヒントにこれはとても面白い使い方かと思う。
勿論外部からの傷や衝撃には弱いがそれは問題にはせず、誰でもお金をかけなくても身近な材料で簡単に極めて安く建てる事ができ、その中で植物を育てたり、飲食したり動物とふれ合う等手軽にキャンプのような一時が楽しめるような空間づくりを目指す。
側面だけ完成させたわけだが暗闇の中で光る様子はガラスに包まれているようにも見える。
すべて上部まで包めばそれだけで簡易温室としてもすぐに利用できそうだ
リサイクル紙を内部の面に貼れば日射や外部からの視線を遮る事ができる。グシャグシャにして紙のシワも生かしながら内側から灯した明かりが透けて巨大なランプシェードのようになるはずだ
図面通りに墨出しカット
間違えて下地まで一緒にカットしてしまった。シート三千円、また買うわけにもいかないのでみすぼらしくテープでつなぎ合わせる。糊代に両面テープとボンドで接着して屋根の生地が完成
畑に設置し先ずは屋根を被せる
位置合わせ 長さはピッタリ
下から見上げると透けて繋いだ箇所が変に目立つ
鳥達も気になり寄ってきた

シワのせいなのか色の組み合わせか、素材のストレッチフィルムのせいなのか?雨風凌げる空間は完成したがなんか美しくない、、側面を白の不織布ベタ掛けシートにしてみたらモンゴルのゲルっぽくなるだろうか?
この時点で約五千円、即座に組み立てて作れるのは魅力的だろうと思うのだが、、
わざとシワシワニにした不要な米袋を貼っていく
外周で6枚程 二百円程度で手に入る


完成



キャンプっぽく椅子を並べてみる 五角形なので五人がバランスよく座れそうだ



結局ニワトリの遊び小屋メインになりそう

後日ブラックストレッチフィルムを巻いて引き締めてみた バイクも白黒なので統一感が欲しく
外から見てランプシェードのような雰囲気?はまったくなくなってしまった。。
その分内部は暖かい感じに仕上がった


獣の息遣いを感じて外に出ると、、野生のタヌキ 警戒心より腹がすいてるらしくあまり逃げない このテントが魅力的なのか。。

ポンちゃんと名付けた