こんにちは。
天孫であるニニギノミコトが高千穂に降臨しましたが、なぜに出雲や畿内ではなく、南九州に降り立ったのか、ながらく古代史の謎だったのですが、ようやく細かいところがわかってきました😅
さて、九州には「高天原発祥の地」として伝わる幣立神宮があり、ここは神武天皇以前の神代の神々(カムロギ・カムロミノミコト)が祀られているのですが、創建した方が弊立神宮の縁起書にてわかりました😅
なお、日向国の宮崎神宮に神武天皇の神霊を祀ったのも同じかたであります。
いや…
人ではなく、神さまですね。
それが、神武天皇の孫・阿蘇健磐竜命(アソタケイワタツノミコト)です。
肥後国一宮、阿蘇神社の祭神であり、
阿蘇を開拓して、九州を治めた神であります。
あれ、
ニニギノミコトの正体って、
もしや…😅
なお、幣立神宮の社殿を作ったのも平安時代の阿蘇神社の大宮司なのですが、
このタケイワタツノミコトは、阿蘇の各地に伝説を由来とする地名が多く残されておりますので、実在していた神さまなのでありましょう。
つまり、この幣立神宮というのは、皇祖の故郷だったのですね😅
※弊立神宮の森
祖父である神武天皇が過ごした故郷でもあり、イツセ川もあるのです。
※神武天皇のお兄さんがイツセです。
※母であるタマヨリヒメのお墓もあります←未公開
なお、健磐竜命(タケイワタツノミコト)のご神体はこちらとなります。
阿蘇中岳の火口です‼️
わたしはこの火口から取れたての光る石をふたつ持っています😅
なんと500円✨
※争奪戦
それくらい、荒々しい神さまであり、怨霊・鬼八伝説が残っているくらいなのです😅
なお、鬼八を祀る神社もたくさんありますが、高千穂神社に木彫りの像がありますよ。
※下にいるのが鬼八です
その鬼八を鎮める神事というのが、阿蘇神社で有名な火焚き神事なのですが、ものすごく迫力のある炎の神事なのです🔥
これがおそらく、
※ヒノカミ神楽
鬼滅の刃の主人公、炭治郎が受け継いだ「ヒノカミ神楽」のもとになった祭礼なのだろうと思います😅
確かに鬼を祓う大切な神事ですからね❗️
なお、タケイワタツノミコトの血脈は、現在も阿蘇の大宮司に引き継がれ、古代豪族・阿蘇氏となっていきます。
ヤマト朝廷ができるよりも前からの九州の支配者だったのですね。
ちなみに、因幡のウサギさんとは、仲が悪かったらしい😅💦
タケイワタツノミコトは阿蘇を開拓して九州を治めた神であり、住民に農耕の道を教え、畜産や植林を奨励しました。
このことから、五穀豊穣の神として信仰されており、阿蘇山を鎮めているのは、タケイワタツノミコトなのですね。
なお、阿蘇神社ですら、戦国時代末期には衰退していきます。
それを復興させたのが、加藤清正なのですね。
阿蘇のカルデラは世界最大級のカルデラであり、ここが大噴火があれば、日本だけではなく、世界的にも大変なことになります。
それを鎮める神の子孫、まさに天孫降臨したのは、どうもニニギノミコトだけでは無さそうです。
ということで、幣立神宮の森に、はじめて御弊を立てたのは、火の国の皇子、阿蘇健磐竜命(アソタケイワタツノミコト)でした✨
なお、阿蘇神社にひっそりとご神陵があるので、ぜひお参りしてくださいね😆✨