神仏習合の神・金毘羅大権現が祀られていた、こんぴらさんの起源とは? | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは😃

お彼岸だったので、愛媛県にお墓参りに帰省しておりましたよ✨

帰りに瀬戸大橋を渡る前に金刀比羅宮こと「こんぴらさん」を2年ぶりに参拝しました✨




こんぴら 船々

追手に帆をかけて

シュラシュシュシュ♪




わたくし、大学から香川県でして、旦那の転勤で広島市に来る前は、この西讃地域で暮らしており、結婚も出産もお宮参りもこちらだったのです😅


※桜馬場🌸



ということで、船の安全を願って、山に建てられた神社というこの矛盾は、まさに古代日本の海の民は山の神を信仰しているという現れです。




なぜかというと、船の材料がだからです🌲





いやー、暑すぎました😅

お彼岸と言えども、四国はやはり暑く、南国のようです💦




さて、こんぴらさんの名前の由来は、なんとインドのガンジス川のワニの神格化「クンピーラ」から付けられております👀




出ました、なんとワニ🐊






創建は不明ですが、オオモノヌシの行宮跡を祀ったと伝わっており、祭神は大物主ですが、

明治時代以前は、神仏習合の神・金毘羅大権現を祀っており、お伊勢さんと並ぶ一大ブームを起こしておりました。




一生に一度はこんぴら参り✨✨




と称されるこのこんぴらさんがある山は、象頭山(ぞうずさん)と呼ばれ、象の頭に似ていることから、古代から海の民に信仰があったそうです。




なんとお釈迦さまも修行した山も「象頭山」なのです👀



※神馬ちゃん♪



古代インドでは「ガネーシャ神」が象の神格化として君臨しているのですが、

象みたいな山が海の彼方から見えたら、それは霊山になるよなあ、と思いました😅




なお、開山したのは修験道の開祖、役行者という説もあり、それまでは禁足地だったのかもしれませんね😅



※こちらは神馬さま



奇しくも、この象頭山(琴平山)は大麻山に続いており、その北側の善通寺空海さんは生まれています。

ここは縄文時代からが生えていた、豊かな山だったのですね。


※こんぴら狗



さて、こんぴらさんは本宮までは785段の石段があり、

奥宮まではなんと1368段あります👀






こちらは戦国大名の長宗我部元親公が献納した門ですが、気持ちの良い風が吹き、ここからガラリと空気が変わっていきますよ✨






ここで一段、石段が下がっているのは、

本当は786段あるのですが、「なやむ」となるので、減らしたのだとか😅




ぜひ、減らしてもらいましょう‼️



※事知神社⛩️



なんとアジスキタカヒコネと八重事代主が祀られております👀




これが、海の神と山の神となる架け橋でもあるのですね✨✨




さあ、ラストスパート✨

頑張って登りましょう‼️




到着しました、本宮です。

とても清々しい本殿ですね✨





ここからさぬき平野が一望できますよ✨






さて、この本殿の裏の森は禁足地となっておりますが、ひっそり参拝できるエリアがありまして、




そこに祀られているのは、オオクニヌシとスクナビコナですね。




出雲は、




「ワニ」という名称が残っている、南方ルートの神々なのです。






かわゆいコラボ御朱印をいただきました😍




こんぴらさん✖️善通寺ですね。




ちなみに空海さんは、古代佐伯氏の生まれで、広島や大分に「佐伯」があるのは、このルートなのですよ。





三穂津姫がお妃さまとして祀られております。




女神さまの空気感に癒されます✨✨





あまりの暑さに、資生堂パーラー「神椿」でアイスを食べました😆✨✨






ということで、素晴らしきご神域、こんぴらさんこと金刀比羅宮でした✨✨



さぬきに流された崇徳天皇も、防御する前年に参拝したと伝えられ、相殿神として祀られております。




瀬戸内海のメッカ、こんぴらさんへぜひお越しください✨✨