こんにちは。

へなへなと仕事から帰ってきたら、佐太神社から封書が届いてました👀

なんというタイミング✨✨






崇敬会便りをいただけるなんて、佐太神社は太っ腹です😭





さて、ちょっと涼しくなりたいわ、と思うので、珍しく「怨霊」のお話をいたします😅

旧盆は8月29日~30日でしたが、ネットワークの混乱などは大丈夫でしたか?

 

 

 

 

さて、日本の神さまをたどっていると、けっこう見かけるのが、「怨霊神」という存在です😅


※戦国大名のお屋敷(けっこう恐い)



少なからず日本の古社というのは、「怨霊」を神として祀っていることが多く、これを「御霊(ごりょう)信仰」といいます。

死者の霊魂を神として鎮め慰めることにより、その威力を借りて、災禍を避けようとしたのですね✨✨




西洋ではこれを「淘汰」することにより、広場の文化があるのですが、

日本では「神として祀る」ことにより、自然を残すことを選んだのですね。




 

日本の古代の信仰はこの「御霊信仰」と、

祖先を神として祀る「祖霊信仰」のふたつがあります。




特にこの「御霊信仰」は奈良時代から広まったのですが、日本には菅原道真や平将門をはじめとする「日本三大怨霊」がいらっしゃいます✨✨




平安時代などは、災厄や飢饉や地震や雷などをすべて祟りのせいにしてしまったのですね。

それくらい、次々と有力者が死んでいったのです。




「それって勘違いじゃん?」と思うかたもいらっしゃるかもしれませんが、この菅原道真の祟りによって勢力を一気に失ったのが、藤原家なのです😅

 

 

 

 

「源氏物語」のモデルだと伝わる藤原道長は、藤原家の最高の栄華というイメージがありますが、

実際は「終わりの始まり」であって、この藤原道長により、源氏の勢力が拡大して、いわゆる貴族→武家社会の移行でもあり、律令制度の終わりでもあったのです。


 

 

 

そんな平安時代を終わらせる威力があった、すごい怨霊神である菅原道真はなんと出雲族の末裔❗️

うーん、さすが出雲の神はお強いですね😅



 

陰陽師・安倍晴明は、こういった時代に生まれて、国家公務員の「陰陽寮」の地位を爆上げしたのでした✨

安倍晴明の師といわれているのが、賀茂保憲(かものやすのり)ですね。





平安京の遷都以前から、京都の賀茂神社(上賀茂神社と下鴨神社)は社格が高く、伊勢神宮に準ずる地位を誇っていたので、歴代の皇女さまが斎王として務めていらっしゃったのです。

 

 

 

 

ということで、前置きが長すぎて平安時代の終焉に入っていきましたが😅

「怨霊が出やすいおうち」というのがございます。

陰陽道で伝わる構造なのですが、それが古代からずっと信じられていて、今でもそれを封印する構造になっているのが、「神社」でございます。


 

 

 

さて、怨霊は「まっすぐにしか進めない」という特徴がございます。

古代からそう信じれてきたのです😅

よって、怨霊が出やすいおうちの構造…それは、

 

 

 

 

廊下が長い

 

 

 

 

ことですね😅




わたしは、姫路城の西の丸にある百間廊下を通ったとき、「あ、これは…👀」と思いまして、

各部屋をひょこっと見たのですが、中には入りませんでした。

なんと、長さが驚異の300メートル‼️




姫路城には「播州皿屋敷」というお菊さんの井戸があるのですが、これってこの廊下が原因なんじゃないの?とか思っちゃうわけです😅💦


※お菊の井戸


 

なお、風水では「毒煎」といって、長い廊下は悪い気を増幅させてしまう効果があって、

こういった長い道の突き当りに玄関があったりすると、殺気の通り道になってしまう、というわけですね。

だから、少しずつ避けるわけです。




出雲の古社がわかりやすい構造でして、拝殿も本殿も参道も少しずつズレているのですね😅

よってですね、

 

 

 

 

学校もそんなに良くない

 

 

 

 

ですね😅

特にですね、古い学校だと、廊下にあんまり使われていない古びた水場があったりして、水が少しずつぽたぽた蛇口から垂れていると、さーらーに良くないですね😅




トイレの花子さんもトイレから出現するように、締め切られた長い廊下+古びた水場はあんまり良くないので、水場の修理はお早めに、ですね✨✨

そして、

 

 

 

玄関まで直線距離が長すぎるのも、そんなに良くない、のですね😅





昔の日本家屋は蛇行していたのですが、最近は洋風のおうちが増えて、玄関まで直線距離がけっこうまっすぐなのです。




さて、怨霊がまっすぐ進まないように有効なのが、「川」を設けること、だったりします😅

なぜか怨霊は橋を渡れない(ほんとかよ)という言い伝えがありますので、流れる川を設けると、けっこう良いのですね。

だから、大きな神社には大きな川が横切っていたりするのです。

 

 

 

 

ですが、家の中には川があっては危険なので、「廊下を曲がるような構造」にすると、安心ですね。

なお、廊下に植物などを置いて遮るのもオッケーです✨

 

 

 

 

あと、「玄関からまっすぐな長い廊下があるんだ」というおうちのかたは、「衝立」を置くと中も見られずにいいですよ✨

古いおうちを改装するときは、「ズレているのを直そう」として、まっすぐに建ててしまって、気が付くと不運なことばかり起きている…という家もあるかもしれないですね😅

 

 

 

ということで、長い廊下はちょっと危険だぞ、というお話でした✨

今回は途中で頭痛がしたので、神奈川県の寒川神社のお力を借りて記事を書きあげました😅

やはり寒川さんは素晴らしいなあと感嘆しました✨✨