こんにちは。
台風🌀がぎゅいーんと曲がって日本海側にきておりますね。
今から海原が荒れて暴風雨や嵐が起こったりしますが、
まさに海原を守る役目を持って地上に降りてきた神こそ、須佐之男命(スサノオ)でございます。
※わたしだ!
スサ…荒ぶ(すさぶ)
という意味なのですね😅
高天原から地上に降り立った須佐之男命は、ヤマタノオロチを倒したあとに、清々しい気持ちで根の国へと去っていきます。
そう、根の国を治めているのです✨
この根の国でとても美しいスセリヒメと出会った神こそ、出雲大社の主祭神、大国主命(オオクニヌシ)ですね⛩
そう、根の国というのは、地上ではなく、異世界のことをさします😅
※黄泉比良坂
黄泉の国へと続くのが、黄泉比良坂(よもつひらさか)ですが、
こちらは死者の国で、伊邪那美(イザナミ)が司っておりますよ。
なお、黄泉の国は地面の下ではなくて、
月の世界にあるのです❗️
※ジブリ映画「かぐや姫」より
ロマンチックな…😅
須佐之男命と同じように天罰を犯して追い出され、穢れを祓って戻って行ったのが、かぐや姫というわけですね😅
服を脱ぎ捨てて走る、ジブリ映画「かぐや姫」のシーンって、イザナギの禊シーンと同じなんですよ😅💦
なお、黄泉の国への入り口には御朱印を受け付ける場所がありますので、ぜひぜひいらっしゃってくださいね✨✨
そして、スクナビコナが帰っていったのは、常世の国。
ワダツミの宮は、竜宮城がある場所でございます。
こちらはワダツミが治める海底世界ですね😆
こちらに迷い込んだのが、浦島太郎なのですが、どうも時間の流れが違っているようですね😅
このように、いくつか平行世界が存在しているようです。
おそらく、
出雲の神在月というのは、この異世界の扉が開くのでは?
と思っておりますよ。
なお、わたしたちが暮らすこの世は「葦原の中つ国」といって、国津神と人間が暮らす世界のことを言います😆
この地上を開拓して国を造ったのが、須佐之男命というわけですね。
スセリヒメと結婚した大国主がそれを引き継いで、この地上の王となりました。
そして、
須佐之男命が治める根の国の入り口は、日御碕神社⛩だとわたしは思っております。
※日御碕神社
日本の夜を守る、日御碕神社。
須佐之男命の神霊を祀っているのが、こちら。
日御碕神社の元宮、隠ヶ丘ですね⛩
※お天気雨の隠ヶ丘
古代の元宮である隠ヶ丘は、須佐之男命の神魂が鎮まる場所として宣言をした場所で、古代日御碕神社はこの隠ヶ丘にありました。
現在の場所に遷座したのが、紀元前535年のことで、元宮の創建は神話の世界、ですね😅💦
だから、日御碕のお稲荷さんってあんなにピリッとしているんですね😅
根の国というのは、エネルギーが貯まっている根源の国で、大国主とスセリヒメが出会った場所でございます。
木の穴から入って出会う…というのが、「となりのトトロ」のメイとトトロの出会いを思い浮かべますね😅
メイは根の国に行ったんじゃないかしら?
※経島(ふみしま)
こういったこの世とあの世の境目というのは、海の洞窟、鬱蒼とした森、といったキーワードがあります。
日御碕神社にある経島(ふみしま)の穴も、この世とあの世の境目のような気がします😅
ちなみに、須佐之男命とよく似ているなあと思う神話のヒーローに、ヤマトタケルがいらっしゃいます。
※火の鳥ヤマト編より
手塚治虫の「火の鳥ヤマト編」というのは、
ヤマトタケルによる、九州のクマソ討伐について描かれております。
古事記の中巻では、ヤマトタケルは、天皇である父親に、恐れ疎まれた悲劇の皇子として描かれています。
身内に疎まれ、罪を背負った孤独なさすらい、という点でも同じですし、
三種の神器のひとつである草薙の剣(※熱田神宮の御神体)を受け継いでいるのも、運命的なものを感じますね。
なお、
日本書紀では、父である天皇に従順な皇子だと書かれており、ずいぶんとヤマトタケルの印象が違うのです😅
手塚治虫先生って、色んな意味ですごい人だったのだなあ…と思っております😅
と言うわけで、日本🇯🇵は、荒ぶる神々が開拓した世界❗️
台風🌀が日本海に近づいておりますが、日本海の嵐は神でもある、のかもしれないですね😅
ぜひ備えをしてみてくださいね😅