あれほど太陽光が辛いと書いたものの、水の痛むスピードが想定外に早いと日が昇ろうがどうしようが換水を優先する。

魚が痛むよりは、私が痛んだ方が精神的に健全に過ごせる。

凄惨な状態から始まった今年の繁殖も、ここまで来てみれば各腹久々の出来ではないか…。

動画の魚で7cmになってきた。

スタート時期から考えると良いペース。

 

一昔前なら褪色からお盆までに大きくすることを基本にしていた。

最近は高水温の期間が長くなったので、今年みたいにスタートが遅れても何とかなってくれる…ありがたいことだ。

これから9月にかけて餌をかけていくつもり。

 

よく成育のポイントはと質問されるが、皆さん飼育環境が違うので回答してもあまり意味がないと思っている。

強いて言うなら、手を抜かないことと手を抜く塩梅を習得すること…かな。

なにか矛盾することを書いてるように思うかもしれないが、これができてる人は自分の魚が創れているはず。

 

 

純系東の後発組。

生まれてからの期間を考えるとこんなもんか…。

数が絞れたのとが大きくなってきたので、合流させた。

 

こちらは先発隊の生き残り組。

ほんのわずか残った中からこれだけ残っていることを思うと驚異的な歩留まり。

だいたい稚魚が★になるときは良いのから落ちていって7~8割落ちるとその腹は駄目というのが相場。

この仔らは99%以上★になった残りなので驚愕でしかない。

余程先発隊の出来が良かったか…。