台風14号が非常に迷惑な動きをしてくれていて困る。
予報も半分程度にしか信じていないので、簡単に換水して早めに蓋を縛って台風準備終わせた。
もう台風が過ぎるまで、魚を見ることも給餌することもない。
蓋をロープで縛る前に少しだけ撮影。
忘れ形見の1尾。
実は青仔になる手前で一部の調子を崩させてしまった。
当歳を創る過程で最も大事な期間のひとつ…この時期に調子を崩させた記憶は遠い昔にしかない。
餌を与えず塩水浴…調子は思ったより早く戻ったが目に見えて痩せた。
成長は後発組にあっさり追い越された。
逃がした魚は大きいという妄想もあったが、ある程度差し引いても忘れ形見は良かったと思う。
人様に見せれる魚にはできないと思いつつも、血を繋ぐ貴重な種として残そうと成育を続けることに…。
種に使える大きさになればいいという程度の飼育…。
台風前の換水時に池面でちょっとは見れるようになったかと感じて、洗面器に上げてみた。
あの痩せ細った稚魚からこのくらいにまでなってくれたら上等だと苦笑しながら見てしまった。
苦笑は魚に失礼か…私の不手際が招いたことだから…。
それと転んでもただでは起きないのが今治人。
この魚の今の形から稚魚期の飼い方にもっと改善の余地があると勉強させてもらっている。