日曜日あたりに飼育録の更新をしたような気になっていたが、動画をアップしただけだった。
というわけで、今書いている。
動画は明2歳の仔で下がその種魚。
忘れ形見からもこの仔らからも優魚は出るような雰囲気はある。
雰囲気で終わらすか、優魚にするかは私の腕次第…。
今回も使っている「優魚」という言葉を今まで使ってきたし、これからも使うが、今年になって「記憶に残る優魚」を創ることを特に意識したいと思っている。
優魚はそこそこ出来ても、いつまでも頭ひとつ抜けて記憶に残る魚はそう多くない。
蘭錦堂で今まで創った魚でも、数えるほど。
ただ覚えているだけなら、優魚クラスは殆ど覚えているけど…。
会でも同じではないかと思う。
日らんを見に行っていた頃も含め、品評会魚で横綱だろうが大関だろうが前頭だろうが、これはすごいといつまでも記憶に残っているのはほんの一握り…。
ほんの一握りは、飼育技術と魚自身の持つ資質が揃わないとできない…一握りを創りたい。