自分を解放したくて、意味も無くだだ叫びたくなるような衝動に駆られた。
金曜の夕方から選別を始め、ついさっきやっと終了した。
仮眠と選別しない魚の世話以外はずーっと選別していたので、およそ35時間は稚魚と格闘していたことになる。
この週末にどうしても全ての腹の1回目の選別を済ましておかないと、あとあと影響が大きいと判断していたので、覚悟を決めてはいたが、こんなことは1シーズンに1回が限界だ。
学生の時なら授業中ににペンを持ったまま寝るというのは日常茶飯事だったが、今回初めて選別網を持ったまま寝てしまっていた。
掬っても掬っても、いっこうに減らない稚魚…。
終わりの3時間くらいは吐き気を堪えながらの選別だった。
いったい何腹選別したの?と思うかもしれないが、腹数はたったの3腹である。
SG2腹、東1腹。
結果、およそ800、1600、1800の稚魚を拾った。
1600と1800が出来すぎで、800ずつを想定 していたので時間も掛かるわけだ。
選別前の稚魚(上らんちゅう、下東)
系統と私の腕が良いからだと言いたいが、一番大きな要因は気候だろう。
確かに冬眠明けから産卵までの水温の推移が非常に好ましかった。
産卵セットするまでは、ヒーターで加温しないので、水温の推移の影響はかなり大きい。
下は3回目、2回目の選別後の魚。
動画は追ってUPするつもり。
下は東錦の選別中に発見した巨大魚。
普通に言えば、トビというやつだ。
毎年居るが、その成長の早さには感心してしまう。
ただ、トビは成長過多からくる型崩れが必ずセットでついてくる。
トビで良い魚がいれば、種に使ってみたいが、未だそういう魚には出会ったことが無い。
この魚は残念ながらハネとなった。
書き忘れるところだったが、土曜の朝に今年最後になるであろう産卵があった。
笑われるのを覚悟で言えば、4月17日の飼育録に載せたこのペアでだ。
1ヵ月半ずっと明日か明日かと毎朝4時半に覗くものの、「へっ? 産卵? 何のこと?」と言わんばかりに普通に泳いでいる姿を見てはがっかりの繰り返しで、この大潮で駄目なら今年は諦めるつもりだった。
というより、ほぼ諦めていて、このペアの池は土曜日に空けて、選別後の稚魚を入れる算段だった。
そういう意味で、産んでくれた嬉しさとは裏腹に、ちと恨めしい思いもある。
このペアでなければ、処分するのに…。
飴色の大きな受精卵が恨めしい…。
孵化までの水温管理も気を使う。
普通にしていたら常温で水温が25度前後になる。
何とか22度までで孵化させたい。
収集のつかない長い飼育録…深謝。




