側面と底面の板完成。
池底の勾配を取るために底板は2分割。
下は排水口になる部分のアップ。
周囲に勾配をつけながら正確な円を削るのに若干時間と手間が掛かったが、排水金具が底面より上に出ないようにするために、仕方のない作業。
排水口は50mmのものを付ける予定。
また、当て木を補強するために木ネジで止めているが、ネジの頭が出ないようにネジ頭の径に合わせて、凹を掘ってから取り付け。
こんな細かい作業はいらねーだろと思うかもしれないが、先々どこを金具で固定するか分からず、そのときにこのネジ頭が邪魔になって取り付けたいところに金具が取り付けられないといろいろ弊害がでるので、工程の最初のうちにこういう作業をしておくと返って後が楽なのだ。
板に何本も線が引かれてあるのは、板を切断する際、なかなか角度が決まらず悪戦苦闘した跡。
板の各パーツができたので、仮組みしてみる。
不要なベニヤ板を適当(といっても金具の取り付け幅や板の水平には気を遣っている)に切って基礎の板にし、L字金具を取り付ける。
側面の板は斜めに取り付けるため、L字金具は厚みの薄いものを使用し、角度の微調整ができるようにしている。
仮組み。
この時点ではただ金具に板を持たれかけさせただけだが、ほぼピッタリ。
採寸は間違いなかったようだ。
L字金具で固定していく。
くれぐれも取り付け角度を決める前に金具を固定しないこと。
固定してから角度調整していると板と板の間に隙間ができて寸法が狂うから。
長辺の中央に仮組み時はなかった新たな基礎板が見えると思う。
この板を取り付けることで4隅の直角を完全に決めてしまう。
側面を固定したくらいでは、ちょっと手足が当たっただけで角度が変わってしまう。
それなら最初の基礎の時に直角を決めておけばよいと思うかもしれないが、どんなに精密にやっているつもりでも必ずズレが出る。
これは、私の腕のせいもあるが、部材自身の寸法の影響が大きい。
例えば、板の厚みが12mmと表示されていても、デジタルノギスで計測すると場所によって11.86mmだったり12.03mmだったりする。
当然それだけなら許容できる誤差だが、部材の組み合わせが多くなるほどその誤差が累積され、最後には我慢できない誤差になってくる。
なので、なるべく工程の後ろのほうで角度を決めたい。
ちょっと話がズレるが、本職の大工は仕事が綺麗で速い。
昔、そのことを知り合いの大工に言ったら、こんな言葉が返ってきた。
「最初から最後まで完璧に作ろうと思えば、とんでもない労力と時間がかかる。だから最初から寸法誤差が出ることを前提に作業している。素人と違うのは、その誤差を最後に逃がす場所を考えてやっている点だ。見えないところや裏側に誤差が集中するようにしている」と。
作業をしながら、そんな話を思い出した。
私の場合は、どこに逃がしてよいのかも検討がつかないので、自分なりに精度をあげるために直角を最後に決めるなどの工夫をしているわけだ。
工程はもう少し進んでいるが、今回はここまで。
そろそろボンドが乾燥した頃なので作業の続きだ。








