今日は、中村哲医師の命日です。
昨年12月4日に、遠い異国の地アフガニスタンで凶弾に倒れたペシャワール会 現地代表の中村哲医師。
昨年の今日、携帯に届いたニュース速報で、先生の存在を知りました。残念ながら悲しい訃報でしたが、そこから三日三晩、先生の記事を見つける度に読んでしまっている自分がいました。布団のなかで、泣きながら眠りについたことも…
実は中村氏は敬虔なクリスチャンでしたが、イスラム圏の人達の中で大きな信頼を得て、異教の地で、国境や人種、宗教の壁を越え、医療だけでなく健康な生活の源であるインフラにまで尽力されるという尊い活動をされていました。彼らのために命を賭け、人々の命にとって、最も必要とされることに向かって精力的に進まれた素晴らしいお方。未来に語り継がれるべき人です🌿
アフガニスタンで井戸や用水路を作り、砂漠化した不毛の土地を緑の大地に変え、一言では言い表すことのできない苦難の連続の年月を投げ出すこともせず、多くの人々の命と未来を救った人。かの地に平和と発展への願いを繋いで、種を蒔き続け、人生をかけて愛を耕し続けた人🌱
「仕事や希望があれば人は戦争をしない。砂漠にも水を通せば畑が作れる。希望を与えることがすごく大事。豊かな大地になればきっと争いはなくなる。」
アフガニスタン国内での地域医療や緑化事業に貢献し、自分の命をも顧みず、多くの人々の命と未来を救った氏の功績と生き様、志に感銘を受け、昨年末のクリスマスライブ前に一日で書き上げた曲が、「愛を耕す人」という曲です。
小さなライブ会場でしたが、会場に来られるひとりでも多くのお客様に、「こんな素晴らしい活動をされていた方がいるということを知ってほしい」そんな想いで書きました。昨年は一曲も曲が書けなかったのに、突き動かされるようにメロディーと詩が降りてきて、本当に不思議な感覚でした。
命の尊さと無償の愛を伝える詞の世界は、天国に届けられた永遠のクリスマスソング。クリスマスを待たずに天国に召されてしまった中村医師への祈りを込めた鎮魂歌であり、平和を求める全ての人々へのねがいうたへと育てていきたいです🌈
今世界はコロナウイルスの蔓延により、世界中で多くの人々が尊い命を落としています。中村哲さんの様に、自分を犠牲にしても人の為に生きる。全ての命を守るため、このウィルスと闘っておられる世界中の医療従事者の皆さん、最前線で働いておられる全ての皆さんに対し、感謝と敬意の気持ちを込めてこれからも届けていきたいと思います。
中村哲医師のご冥福をお祈りします。
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
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