東京一週間

東京に、一週間滞在していた母が帰りました。
色々なところへ連れて行ってあげたかったのだけど、
ライブ前は余裕がなかったので、週末を一緒に過ごしました。



相田みつを美術館。
祖父が書道の先生だったせいか、母娘で書道を習っていたり、
今でも水墨画を描いている母は楽しめたようです。
相田みつをさんが21歳の春に書かれた達筆な書に、私はうるうる
私達が知っている、あの独特な書体は初めからそうだったのではなく、どうしたら、見ている人達に自分の言葉が伝わるのかを考え抜いた上で生まれた書体だったという事実。
あんなに綺麗な字が書ける人だとは知らず、その背景に感動しました。
名前を知られるようになったのは60歳の時と遅く、67歳で生涯を終えたみつを氏。一生懸命に書と向き合い続けた方の言葉は、ずっしりと私の心に響きました。

『おまえさんな　いま一体何が一番欲しい
　あれもこれもじゃだめだよ
　いのちがけでほしいものを　ただ一ツに
　的をしぼって言ってみな　　みつを』



ずっと行ってみたかった銀座の「小十」さんにて
誕生日のお祝いをしてもらいました。
久しぶりに飲めた日本酒が美味しかった～


横浜中華街にてランチ。
マネージャーお薦めの重慶飯店に行こうとしたら、
母が選んだのは行列のできていたお粥屋さん「謝甜記」




東京で、母がお気に入りのお店が
夏木マリさんプロデュースの「つるとんたん」
六本木店で、クリームお饂飩を堪能。


二胡奏者のウェイウェイ・ウーさんが主宰する「心弦」の発表会へ。
知人の演奏する姿も見れて良かったです。


そして、急いで帰宅して、我が家でホームパーティーの準備。
仲の良い友達を招いて、私の誕生日会の予定だったのですが、
誕生日が近い子が4人もいた為、急遽、ホスト役に。
我が家に、魔法の使える魔女が来訪してくださったので、
一同、皆、占いを夢中になって聞いている光景


母が実家で作ってくれた柚子酒や梅酒、
友達の生まれ年、1980年産の赤ワインにケーキ、美味しい料理に、
前日が誕生日だったアーティストの林よしみちゃんの弾き語りライブなどで盛り上がり、あっという間の別れが名残惜しかったな


数時間後の日曜日の早朝、母は九州へ帰って行きました。
次に会えるのはお正月かな。
良い報告を土産に持って帰れるように頑張ります。


今日は二胡レッスンへ。
毎度思うのですが、楽器を背中に長時間の移動は大変ですね。
クタクタになって帰宅後、きのこ、かぼちゃ、人参、じゃがいも、
秋の味覚を沢山入れてクリームシチューを作りました。
すご～く美味しかった！
ブログ書くのに1時間以上かかってしまいましたが、
明日は大切なデモ録音の日なので、今日はもう眠ります。
おやすみなさい。