文化の日は、友達と表参道でランチとお茶をして、メインイベントの明治神宮へ行って参りました。


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彼女とは、私が神社仏閣に興味を持ち始めた3年ぐらい前から一緒に、
東京大神宮や、日光東照宮、二荒山神社、浅草寺などに参拝してきました。

その日は、明治天皇御誕生日ということで、秋の大祭期間中でしたが、
奉祝行事の、能・狂言、邦楽・邦舞には間に合わず。
日本の伝統音楽や雅な響きが好きな私としては残念でした。

ちょうど、二つもの結婚式に遭遇しまして、外国人男性と日本人女性の新郎新婦の参列者に、外国の方が多く、
なかには民族衣装をお召しになっている方もいて、滅多に目にすることがない光景に、目が釘付けになってしまいました。

写真を撮ってくださった宮司さんが親切な方で
「御苑にあります清正井が癒されますよ~」と、教えてくださいました。
閉園時間も近付いていたので、砂利道を急いで向かったところ、御苑受付のおじさんとおばさんに、
「夕方に見るのは勿体無いよ。暗くて、池の中が何も見えないよ。お日様が昇っている時間に、ゆっくりと癒されにきなさい」と言われました。
面白いおじさんだったので、しばらくお話していたのですが、
「急がば回れだよ。人生はなんでも、余裕を持って行動しなくっちゃいけないよ」と諭してくださいました。

お話している間にも、まだ間に合いますか?と駆け込んでくる方達もちらほら。
どうぞどうぞと招き入れるのに、私達を止める意味。
私はちゃんと受け取りました。

昔だったら、まだ間に合うならと、駆け足で目的地まで向かって、軽く吸収して満足していたかもしれない。
だけど、癒されたいのに手っ取り早くって、よくよく考えてみたらおかしいですよね。
本物の充足感を心と身体で感じ取りたいので、あらためてゆっくりと再訪しようと思います。

お正月には関東では最多の参拝客を誇る、明治神宮、そして二番目の成田山と肩を並べる川崎大師。
七五三のお祝いに来ている子供達も沢山いました。
両方に足を運べて、この連休は有意義なものとなりました。


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