大人の生徒さんが

「お稽古の最後に、

先生から『頑張りましたね』と

言われると嬉しい」と

仰いました。

 


寝るのが仕事


教室の生徒さんには、そういった言葉を

かけることもありますが

言葉の安売りはしないよう、

稀に投げかける言葉です。

 

現代のちびっ子は

「褒めてのばす」

が主流ですが

私たち大人になると、

そうそう褒められることは

少なくなります。

 

ですから、些細な言葉が

嬉しく捉えられること、

よく理解できます。

 

 




先日読んだ「思考の整理学」。

「教え惜しみ」について

書かれていました。

 

昔は、入門してもすぐに

教えることを拒み、

じらせてから教えるということで

学習意欲を高めていたが

今のことばの教育は、

はじめから意味を押しつける。


疑問をいだく、好奇心を

働かせる前に教えてしまう。。。と

いった内容。

 


 

なるほどな、と。



今は、ネットや動画で溢れていて

その気になれば、人(先生)でなくとも学べます。

 

ですからコーチングが重要だとは理解していますが

これが10人十色で、難しい。

 

投げかける言葉のタイミング。

1から10まで伝えることが決して正解ではなく

伝える「バランス」「タイミング」が大切ですが

 

 難しいですね


何事にも意欲的にニコニコ