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TAKE-SHINODA DIARY

レンジニアスとかランドローバーとか
趣味について書きたくなったら

#RANGENIUS
#LANDROVERTYLECHANNEL
#LANDROVERCHEERS

土曜日は、オイル交換やブレーキパッド交換等の
短時間で出来る整備入庫と
整備の終わったクルマのお引取が多い。

今日は朝からレンジローバーを中心に
11人のオーナーさんがレンジニアスに訪れた。

それぞれのオーナーさんを思い出す事は簡単なこと。
何故ならおひとりおひとりが個性的で
名言を残してくれたり、
こだわりやクルマへの意思がしっかりしているからなんだろうな。

今日のお客さんを一人一人思い出す。
写真は全ては撮ってないけれど今日来てくれたオーナーさんだ。

★2ndレンジローバーLP46Dナイアガラグレー
のフランス人オーナーさんの入庫
職業はモータージャーナリスト
英語でコミュニケーションができるけれど
ジェスチャーでほとんど通じるものだ。
ハンドルのセンター合わせで何キロ走っただろう?

★3rdレンジローバーGH-LM44ホワイトゴールド
のオーナーさんの出庫
今日は埼玉からご夫婦で来てくれた。
今回はヘッドまで開ける長期間のエンジン整備だった。
「しばらくレンジのない暮らしをしてみたんだけど、
成立はするんだよね。
でも、レンジローバーを愛する暮らしの楽しさは
利便性とは別の、価値あるもの」
整備の終えたクルマの状態は、ここ数台の中でも相当良いコンディションだ。
$自分らしいクルマを諦めない~レンジニアス~


★2ndレンジローバーLP58Dアイスランディックブルー
クリエイターの独身
4月にレンジニアスで商品車を買ってくれたオーナーさんだ。
11月の車検のため点検で入庫
試運転はもう毎回楽しみ。なにせ元オーナーは僕自身。
絶好調でなによりだ。


$自分らしいクルマを諦めない~レンジニアス~
★黒のディスカバリ3入庫
うちの國井の古くからのお客さん
今日はブレーキディスクとパッド交換
代車には2ndレンジをお出しした。
引取の時に
「2ndレンジに乗った後にディスコ3に乗ると、すんごい柔らかく感じるよ」

★2ndレンジローバーLP42D(激レアの赤茶...カラー名は忘れてしまった。)
今日から彼はレンジオーナーになった。
きっかけは、うちのお客さんのレンジの助手席に乗った時。
その乗り心地が忘れられずに、奥さんに理解を求めたそうだ。
乗り始め間もないプジョーから、
2ndレンジへの乗り換えを決意し今日を迎えた。
$自分らしいクルマを諦めない~レンジニアス~
レンジローバーとの運命の出会いになった友達のレンジと一緒に来てくれた。
これから始まる「愛でる、感じるクルマ人生」
大人になって友達とクルマで感じ合えるのは価値だよな~


★2ndレンジローバーLP60Dチョウトンホワイト
7月に納車したばかり商品車だが、下取りで
3rdレンジローバーに乗り換えたいとの事。
現在、3rdレンジローバーを探してる所だ。
もう少し2ndを堪能してほしい気もするが、3rdもお奨め。

★2ndレンジローバーLP60Dオクスフォードブルー
即日での1年点検で入庫
3年前からのお客さんだ。
正直な所、
1年点検をちゃんとするオーナーさんのクルマは大体程度が良い。
彼との出会いは狛江の砂利の駐車場で営業してたレンジニアス時代からだ。
今日初めて工場に来てくれた。


★ジャガーXKR
$自分らしいクルマを諦めない~レンジニアス~
この内装だ。今日は車検を終えての出庫。
レンジローバーもそうだけど、イギリス車は本当に文化がある。
座っただけですぐにそれを感じる。
ウッドとレザーのセンスは、イギリスは世界一だろう。


★2ndレンジローバーLP42Dチョウトンホワイト
いつも子供をチャイルドシートに乗せて来てくれる。
出会いはエアサス不動の電話があり
彼の横浜の自宅に出張修理に行った時だ。その時のブログがあった
今回は車検整備が終わり出庫だ。
足回りは一掃しずいぶんとしっかりとしてくれた。
整備中に後部座席のチャイルドシートを見ると、
時々特別な使命感を覚える。
「絶対に安心なクルマに仕上げよう。」と。
夏にエアコンが壊れたら熱中症になりかねないし
家族の思い出をレンジローバーは刻むから、それを美しいものにしなければ。


★3rdレンジローバー2004
フロントエアサス交換完了し出庫。
六本木でバーを経営するオーナーさん。
前回は燃料ポンプを交換し、今回はエアサス交換。
現在8万キロ超えで、整備が一巡する時期だ。
故障入庫の時は困りながらも、
イライラ等せず、いつも笑っているのがレンジオーナーらしい所。


長々と今日の今日の思い出をかいてしまったが

レンジニアスは幸せ者だ。
体はくたくただけど
心はほっこりの毎日だ。
今週はブログを書きやすい。
特に理由はないけれど、悩んだりせずにさらさらと書ける。
今日は、クラシックレンジローバー1991年にLH-38Dが
セーフティ点検で入庫した。

レンジニアスのセーフティ点検は
試運転もエンジンルームや足回りの点検も
オーナーさんの目の前で行うものだ。

法令点検と違う所は
工具やリフトを使わずに、目視や体感走行感とう五感だけを使うという事。
$自分らしいクルマを諦めない~レンジニアス~
$自分らしいクルマを諦めない~レンジニアス~
クラシックともなると
どんな内容の点検であろうと
多くのリスクを想定する。
到底消耗品ではないものが壊れてる場合があるからだ。
1991年から21年も経った2012年。
現在残っているクラシックこそ少ないけれど
程度の差は相当である。

距離は16万キロ越
ステアリングシャフトのガタや
エンジンマウントの亀裂
トランスファのショック
など、いくつかの要改善ポイントはあったものの
足回りのブッシュも交換しており、乗り心地も極めて良好だった。

クラシックレンジの傾向としては
点火系吸気系の不具合や、
ラジエターやホース類の亀裂や漏れ
足回りのガタや異音が多いが
今日のレンジはその辺りのメンテナンスなのか
とてもバランスの良い状態だった。

そして過去の記録簿の多さ。
これも相当な個体差がある。
20年間の間、オーナーチェンジもあったろうし
車検にお金をかけられる時と、
とりあえずギリギリ通した時もあっただろう。


日本では、古いクルマに乗る事は、まったく良しとされていない。
重量税は上がるし、自動車税も上がる。
逆に新車のエコカーは、所得税も重量税も自動車税もカットされる。

単純な話ではないのはわかってるが
これで良いのか?
捨てない、買わない文化は
経済を回しづらいのは分かるけれど。
新車の売上もそうだけど
思えば住宅もそうだ。
次々に住宅やマンションをたて、サラリーマンは35年ローンを組み
消費を先取り、国の売上をしめ、経済は回る。

話が反れたので、今日はこの辺で。

「レンジローバーと言えば
エアサスペンション」
今更言うまでもない特徴だ。

コイルサスと違って、ゴムで出来たサスペンションは
当然消耗品なので、数年での交換が必要となる。
(2ndまでは5年、3rdは9年ぐらいかな)
しかし、エアサスを機能させる電子パーツに関しては
そんな事もないのだけれど、
約8年に一度は交換やオーバーホール等の修理を行う必要もある。
言わば”準消耗品”というところかな。

誕生から10年を超えたら、
症状も出尽くして、対策も出尽くして
トラブルシューティングも簡単だろうと
思う人もいるかもしれないが、実際はそうでもない。
関連パーツをざっと書き出してみると

:エアスプリング 4本
:ハイトセンサー 4個
:エアライン
:エアリザーバータンク 
:ドライヤー
:バルブブロック
:ドライブボックス
:プレッシャースイッチ
:コンプレッサー
:エキゾーストサイレンサー
:エアサスECU

何の事やら?というパーツかもしれないけれど
レンジローバーのオーナーさんの中には、詳しい方も結構いる。
そのパーツの名前や働きを熱心に勉強して解明しようとしてる方も多い。

何かおかしい時、いずれのパーツが異常な場合があるわけだけど
:専用テスターで分かるもの
:放置するリークテストで分かるもの
さまざまだ。

先に書いた通り、10年経っても解明されていない症状も多いのが事実だ。
今日は、その中で最近特に多い症状を書きたい。


「空気を送り込むコンプレッサー(ポンプ)が
やたらと回り続けてしまう」症状だ。


どこからもエア漏れもしていない。
ドライブボックスもプレッシャースイッチも新品
バルブブロックからもエア漏れもない。

「一体何故?」

原因は、これ!の場合が多い。
$自分らしいクルマを諦めない~レンジニアス~
バルブブロックの一番奥の
ダイヤフラムエアバルブだ。

コンプレッサーが回り続ければ、
130℃でサーマルスイッチ(耐熱スイッチ)がHOTになりリセットし
不動になり、それを繰り返せば、コンプレッサーが壊れてしまう。
新品であっても回り続ければ、3日で壊れてもおかしくない。

「およそエアサストラブルは網羅したかな。。」
なんて、小さな自信を持っていたけれど、
新たな発見だった。

このバルブが原因の場合の修理時間は10分。
分かれば簡単なことだけど、ここまで来るのにどんだけ時間がかかったのか。
深夜までスタッフ3人で話し合い、ああでもないこうでもないと言っては
何度も脱着して、ようやく解明できたものだった。
そんな小さな繰り返しがノウハウなんだろうな。
「もう自分のレンジは治らないんじゃないか?」
と諦めかけているオーナーさんがいるならば、
専門店は絶対に身につけていかなければいけないのが、
トラブルシューティングだ。



昨日は、神戸から陸送で入庫してくれた。
1997年のリミテッド。
今までどこに出しても治らなかったエアコンやエアサスの完治を
500km離れたレンジニアスに託してくれた。
$自分らしいクルマを諦めない~レンジニアス~

レンジライフを安心して今後も続けられるために絶対に治す!!


そしてこのヴァンプラは修理ではなく、整備入庫した。
本来の乗り心地に戻すための「整備」を開始する。
$自分らしいクルマを諦めない~レンジニアス~
1995年までのクラシックレンジローバー
2002年までの2ndレンジ
2012年までの3rdレンジローバー
整備や修理で、およそすべての年式の車がレンジニアス工場に入庫する。

不良症状のトラブルシューティングや
点検においての不良箇所をみていると
ある事に気がつく。

:何度か見た事のある予想内のトラブル
と、
:始めて出くわすトラブル
の比率だ。

1年で300台以上のレンジローバーの試運転をして
乗り心地の違いや、個体差も
感覚と理屈でわかってくるものだけれど
慣れる事がない緊張が常に続いている。

中でも一番慎重になるのは、クラシックレンジである。
$自分らしいクルマを諦めない~レンジニアス~
$自分らしいクルマを諦めない~レンジニアス~
およそ7割が
他のクラシックでも見た事のある不良や劣化。
だが3割が初めて出くわす症状。しかも到底消耗しない部分の要交換も増えてきた。

次の2ndレンジローバーで言うならば
9割が良くある症状
1割が前代未聞の症状
といったところかな。

そして3rdレンジローバーは少し違う。
さすが完成度の高い車で、
機械的なトラブルは冷却系を中心に多いけれど
電気的なトラブルは制御ECUの分割が多いので比較的多いかもしれない。


これは初めて3rdレンジローバー(BMWエンジン)のヘッドの燃焼室。
バルブの打ち直しをしているところ。
$自分らしいクルマを諦めない~レンジニアス~
めったに開ける必要がないヘッド。
いわゆるローバーV8エンジンのシンプルなOHVエンジンとは違い
もう少し複雑なエンジンだ。
機械的というより電気的なトラブルに強くならないとノウハウの蓄積も難しい。


ノウハウというものは経験の蓄積ではあるけれど
たとえば1993年目のクラシックレンジのヴァンプラ
20年目のヴァンプラは世界中の誰にとっても未知だ。
経験と勉強を積まなければ、
今3割の前代未聞の症状が、4割に増えていくかも知れない。
想定内の症状であれば、原因解明が数分で出来る場合も多いし
交換パーツのストックもしてるので
治すまでに無駄な時間もお金もかからない。

18年目の2ndレンジも
11年目の3rdレンジも
世界中の誰も知らないのだ。

世界一レンジローバーに詳しくなるには
年間300台乗ろうが見ようが、追いつかない。
どこまでも勉強が必要だな。
気を引き締めていこう。
決めつけてもいけない。
人間と同じように日々変わりゆくものとして、
機械であるクルマと向かい合いつづけよう。


先日商品車の2002年ロイヤルエディションを納車した。
オーナーさんは、最近子供が生まれたばかりだそうだ。
$自分らしいクルマを諦めない~レンジニアス~
家族でたくさんの思い出を刻んでいくんだろうなあ。

今日は先日納車した2ndレンジローバーヴォーグのオーナーさんが
立ち寄ってくれた。
$自分らしいクルマを諦めない~レンジニアス~
内装は、圧巻だ。
これぞイギリス車、これぞレンジローバー
という品格というものなのか。

「そもそも革とウッドにすれば、車は高級感が出るなんてものではない。
そこに文化とセンスがなければ、こうはならないよね。」
と話してくれた。
$自分らしいクルマを諦めない~レンジニアス~
現在ジャガーを2台、レンジを2台所有するイギリス車大好きのオーナーさんだ。
これがその一台ダブルシックス。
$自分らしいクルマを諦めない~レンジニアス~

そうそう、ずっと更新してなかった
「俺のレンジライフ」をもうすぐ更新することにした。
もっと濃く、もっとオーナーさんの生き方に焦点をあてて
深いコンテンツにして行きたい。



整備は毎日続いているが
今日は高速走行の時にだけ出る異音の
原因追及。
$自分らしいクルマを諦めない~レンジニアス~
レンジニアスには、4柱リフトというリフトが2台ある。
中古だが、工場設立時に迷わず2台導入した。
2ndレンジローバーのようなリジット式のエアサス車にはもってこいだ。
$自分らしいクルマを諦めない~レンジニアス~
正直運転してても、リフトの下にいても怖いけれど
じっくり走行異音を聞ける。
下から聴診器であちこちあてながらさぐるのだ。

とは言え,,,,まだ確定できない。
デファレンシャルの異音でもないし、ハブベアリングでもない。
明日には必ず突き止めたい。