せん妄 | range4xのブログ 中咽頭がんステージⅣからの生還 そして再発 延命治療へ

range4xのブログ 中咽頭がんステージⅣからの生還 そして再発 延命治療へ

2017年1月、中咽頭癌ステージⅣの告知から放射線化学治療を終えて、一旦会社復帰しました。再発して進行が早く手術が困難となり、抗がん剤による延命治療を選択しました。再度会社復帰した後、上咽頭にもガンが広がったため、オプジーボに切り替えて延命治療を行っています。

■せん妄

最近また息苦しさなどで夜寝れなくなり苦しめられていた症状は、せん妄の一種が追加されて悪さしているのではないかと思いました。

栄養補給がエネーボなどの水分からのみとなってきた10日から1週間ほど前から、安静にして目を閉じた後に目を開くと、光がグリーンに変わる現象が出始めてきました。

そのうち部屋の壁や窓の形が歪んで見えたり、凹凸が逆に見えたり、部屋の壁の染みが動いて見えたりしておかしいなと思っていました。

入院時にも看護師さんや主治医に、最近安静時に目を開くと全体の色がグリーンに変わることがあることはお伝えしましたが、何のことか分からずじまいでした。

時々雑音とともに人の声がするようになり、昨日今日は眠気を遮られ耐えられないほどラジオ局が混線しているかのように悪化しました。目を開けるとここはどこなのと部屋の様子が変なのですが、じっくり見ているうちに戻ってきます。

そんなことで、いつもの夜眠れない息苦しさのパターンもありましたが、それとはまた違う形のものが追加されて眠れませんでした。

昨夜は幻聴のようなものが聞こえて眠れなかったことを看護師さんと当直医に相談したところ、夜睡眠取らないとせん妄になってしまうよと言われ、あれ?その言葉、既にせん妄になっているのではないかと気づきました。

調べてみると当たっている感じがします。

強いストレスや栄養不足、腎臓機能が低下するなどにより発生するそうです。

これは何とかしなければ、辛さが増して大変だ。

すぐに薬を出してもらえないか相談しました。こちらでもお薬を探していると、いつも寝る前に飲んでいるクレチアピン12.5mgというのが治療薬の一つということがわかりました。

現在は最低量しか飲んでないのでこれを増量出来ないか相談しましたが、本日は私を担当した精神科の先生が不在なので、効かない時は追加一錠というところの処方の記載がありましたので、その容量までということで今晩追加一錠出していただきました。結果次第で翌日以降の夜も追加一錠していただけるかもしれません。

明日退院予定なので、処方や治療の詳細は来週外来から精神科へ受診予定をして下さいとのことです。

現在CVポートから栄養剤の輸液を入れていますが、一日1020キロカロリーと少なく、昨日から輸液を減らすために更に820キロカロリーへと少なく変更しています。水が溜まらないようにの配慮だそうです。

こんなに少なくて良いのか確認しましたが、私が退院するまでに胸水を抜いて欲しいと何度も気にしていたからか、輸液のほうを減らすことになりました。検査結果が出るまでは抜けないらしく、うーん違う方法で解決されてしまった。

ある程度カロリー確保しないとせん妄も酷くなりそうでしたので、栄養不足にならないように、先程看護師さんに相談して自宅から持ってきていたエネーボを追加で飲みました。

まだ口から飲めるので自宅では自分で調整しようと思います。

8月にも眠れない日々から心タンポナーデになった時も、夢か現実か分からない状態になったので、気をしっかり持っていないといけないと思うところです。

追加して書いてますが更に酷くなるな。喉を通る空気の微細な振動を捉えてなんの脈絡もない言葉が増幅されて飛び交う状態。エコーまで掛かってる(^^;;さっきトイレのドアに一瞬ヒビが入ったけどすぐに消えた。リアリティがあるから怖いなぁ。せん妄の最中はうまくスマホ操作も出来なくなる。体の震え振動を感じた時にせん妄は終わりはじめ、止まった時に元の体に戻る感じです。