■自分の体は自分で管理
鼻うがいは民間療法とのこと。まあ当たり前か。
先週末の通院治療の時に鼻うがいのことを耳鼻科の先生に相談したら、それは民間療法になりますとのことで、良いとも悪いとも言われませんでした。保険治療ではないので提供できるものは無いそうです。
患者としては何とか良いものは取り入れたい気持ちなのです。しかし大学病院では決められた治療、エビデンスのある治療しかやらないし、語ることも出来ないのでしょうね。
何も責任の無い条件で鼻うがいのことを聞かれたら答えられるかもしれませんが、癌患者それも誓約書を書いて延命治療中の人には、安易には答えられないものだと思います。
この程度のことでも標準治療から外れたことは自己責任でということはある意味仕方がないことかもしれないです。
それは物足りないと思う人もいるでしょう。お金のある人や自己管理出来る人は民間治療も取り入れて、より効果を上げることも出来るでしょう。
サプリメントなんかは積極的に治療に取り入れて欲しいと個人的には思っているのですが、安価なものは治療には向かないようです。
入院初期は薬剤師さんからの指導でサプリを飲むことも許されませんでした。しかし検査結果が安定していたこともあり、「普通の飲み物にも入ってますよ!」などとビタミンCからお願いして、少しずつ他も飲んでも良いことになりました。ビタミンCを飲むだけでも抗がん剤の副作用が軽くなるんです。と訴えて^_^
治療だけではなく副作用なども軽くなるように、患者の体を総合的に診てもらいたいところですが、大きな病院では標準治療の壁や専門分野に分かれているので、なかなかそうはいきません。
ということで、まずは自分の体は自分で管理して治す気持ちが必要で、お医者さんはエビデンスのある治療を並べてくれて選択できるように手助けをしてくれる、そのような存在だと思います。色んな制約があるので過度な期待はしないようにして、うまく頼っていきたいと思います。
自分で管理するとか治すとかいう気持ちは大切だと思います。お医者さんと信頼関係を築くにも、治療効果を上げるにも。
頼りきりすぎてうまくいかないと裏切られたという感情も出てくるかもしれません。
自分の人生なので受け身でなく自分の体は自分で管理するという気構えで治療を続けたいと思います。