■現在の副作用まとめ(2019年2月)
以前からまとめている副作用経過一覧の2019年2月版です。約2年が経過し、初期の治療(放射線治療と抗がん剤治療)と、再発による治療(抗がん剤治療と分子標的薬治療、2月からはオプジーボ)の副作用が重なり合い、副作用がどれによるものか判断するのは難しくなっています。
また、再発治療中なので喉の痛みなどはガンそのものが、一部症状として現れていると思います。これも副作用と切り離して表現することは難しいので、副作用だけでなく全部ひっくるめた症状となります。
表の見方として、影響のA~Dは、Aが一番辛い症状で、Dはあまり影響の無い副作用です。
数値は9を最大値として影響が大きかった時期と経過を示しています。
ただし、表の最大値はピーク時の9までとしていたので、それ以上の値が後から出てきた場合は正しく表現できていない症状があります。
次の金曜日から抗がん剤治療と分子標的薬の治療は終わり、新しくオプジーボの治療が始まります。副作用についてはまた違ったものが出てくる可能性があります。
■副作用まとめ表の各項目についてのコメント
●疲労感、倦怠感は出てきましたので3としました。
●吐き気、食欲不振は軽いもので何度か出現しましたので1としました。
●髭脱毛(放射線照射部)は影響無くなったので対象外としています。-です。
●耳鳴りは酷すぎます。相変わらず大音響で鳴っています。最大の9です。
●難聴(特に左耳のこもり)は詰まることが増えて、空気抜きが困難な時もあるので4としました。
●めまい、ふらつきは立ち眩みは目を閉じるとふらつくので2としました。
●痛みや不快に伴う不眠は毎日続いています。オプジーボの副作用と見られる眠気が半端ない日が出現しましたので6としました。
●貧血は数値が回復してきているのと日常生活に困ることは無いので1のままとしました。
●末梢神経、手足の痺れは続いています。手足の指などは感覚が戻りつつあるので少し改善して5としました。
●呼吸抑制、呼吸困難は就寝中に息苦しく痰が喉に詰まって起きることに悩まされたので、急に悪化し7としました。
●味覚障害は更に回復傾向にあります。甘い味もしっかり分かるようになってきました。2としました。
●舌の痛みは舌の付け根が突っ張ったようにかなり痛むので数値を更に引き上げて4としました。
●喉の痛みは場所を変えながらかなり痛みます。先月と同じくらい痛いので5のままとしました。
●飲み込み時の痛みもかなり酷いです。先月と同じ5としました。
●嚥下障害(飲込み辛さ)は最近先月の飲み込み辛さに、鼻からも逆流するようになったため更に悪化して7としました。
●唾液分泌障害(喉の渇き)は分泌液として痰も出ているので分かりにくいですが、唾として吐き出せている感じがしてかなり改善してきたと思うので4としました。
●口内炎は口内の内側が腫れているので3としました。
●虫歯進行、知覚過敏は先月と変わりないので7としました。
●声のかすれ、発声発音は最近更に発声しにくい状態となってきました。鼻の中に抜ける感じで聞き取りにくい発声となったので2段階悪化して6としました。
●胡椒や炭酸など刺激物の痛みは、喉の痛みが強くなってからは刺激物は極力控えています。先月と同じ5としました。
●食べる速さ、飲む速さは遅くなりました。2段階悪化して6としました。
●肩こり、背中の痛みは肩こり、特に首回りが凝った状態なので更に1段階上げて5としました。
●頭痛は副鼻腔炎のような症状による頭痛が続いているので先月と同じ3としました。
●副鼻腔炎のような症状は上咽頭に広がってきたガンの影響だと思います。先月より悪化したので4としました。
●発熱は体温が37℃の日があったので1としました。
●精神的不安定は比較的落ち着いているのですが、症状の悪化に伴う不安感が一時的に増してきたので6としました。
■オプジーボのためにまとめた副作用表
オプジーボによる治療が始まったので、オプジーボの副作用観点でまとめたものを新たに作成しました。これも参考になればと合わせて公開することにしました。こちらは毎日記録しています。今のところ眠気以外に特筆すべき副作用は無いと思います。