■治療結果良好との評価で今後も分子標的薬は継続
最初の3クール、抗ガン剤2種類+分子標的薬の治療効果は非常に良かったそうです。ガン細胞の範囲がかなり狭くなり、ここまで効果があることは珍しいそうです。
ガンがこのまま消えて無くなる可能性について改めて聞いてみましたが、やはり今の治療でガンが消えて無くなることは無いそうです。そんなに甘くはないということなので、再発部がまた拡大したり暴れだしたりしないか、他に転移しないか今後も注意していかなければなりません。
CT検査の画像では、肺の一部に炎症がみられるので、今後注意してみていかなければならないそうです。アービタックスでガンの抑制が効いている状態なので、他に転移することはあまり考えられないということで、今のところガンではないと考えているそうです。(放射線科の先生も同様の見解とのことで二重チェックの見解を聞いて少し安心)
やはり肺が苦しく咳が出ていたのはそのせいだったと思います。今は少し落ち着いています。新しい抗生剤が効いている感じがします。
ガンは一撃で壊滅するダメージを与えることが出来なければ、反撃してくるという怖い存在です。そこをうまくいなして、仲良く共存すれば暴れないということのようです。
そこで今の治療は一撃で退治するではなく、共存の道を選んでいます。心の中でもガンをやっつけると思うのではなく、おとなしくしてねと穏やかである必要があるのではないかと思います。
今日は診察の後、今週月曜日から延期した分子標的薬(アービタックス)の点滴を実施しました。アービタックスは最初の3クール9回目終了を含めて数えると今日で10回目となります。
次回点滴予定の来週金曜日は人間ドックの予定だったので、一週間飛ばして再来週からアービタックスの点滴を続けていく予定です。
ガン治療中に人間ドックをやる人はあまり聞いたこと無いそうですが、やっちゃいけないことではないそうですので、逆に治療中に人間ドックやって意味があるのか人間ドックのほうに確認してみてくださいとのことでした。
人間ドックはもともとはガンの再発が分かる前の年始頃に予約したので、毎年夏頃に実施していたので今回もこの時期にしていました。治療中に実施しても問題ないか確認してみようと思います。