再発部位拡大 | range4xのブログ 中咽頭がんステージⅣからの生還 そして再発 延命治療へ

range4xのブログ 中咽頭がんステージⅣからの生還 そして再発 延命治療へ

2017年1月、中咽頭癌ステージⅣの告知から放射線化学治療を終えて、一旦会社復帰しました。再発して進行が早く手術が困難となり、抗がん剤による延命治療を選択しました。再度会社復帰した後、上咽頭にもガンが広がったため、オプジーボに切り替えて延命治療を行っています。

■再発部位拡大

 

今日は午後から大学病院へ診察へ行ってきました。

 

溶連菌が拡大浸食していると思っていた喉の腫れは、ガンの再発部位が拡大しているものということが分かりました。

 

溶連菌検査結果は陰性、尿検査も問題なしだったため溶連菌は既に消えているそうです。口の中で猛威を振るっていた溶連菌はいつの間にか消えてしまい、ガンと溶連菌の区別が付かない状態になっていたとは不思議です。

 

6/8に追加で3か所採った生検の結果は、いずれもガン細胞とのことで、口の中に広がっていることが分かりました。

 

再発ガンの勢いは凄まじいです。溶連菌が悪さをしていると思っていたところが全てガンだったとは。

 

今は喉の左側が激痛となり、今度は更に舌や喉の下方向にも向かい始めました。声を出すときに痛みを感じるようになってきました。声帯に届いてきたのかもしれません。

 

口からドブの臭いがしてくるのが気になっていましたが、その口臭は外にも漏れているそうです。そうだったのか。

 

本日超音波で診てもらったところ、リンパ節にも侵入していると思われるので、リンパ節郭清手術も必要になるとのこと。

 

最初はある程度喉の機能を残せればと思っていましたが、今日の説明では命が最優先で考えるので、喉のかなりの機能が無くなることは理解して欲しいということでした。日に日に広がるガンの勢いを感じて、私も妻も命が残るならという気持ちになりました。

 

昨日まで続けていたケトン食もガンの勢いを封じ込めることはできませんでした。ガンは食事とか個人で何とかできるとか、そう簡単ではない、甘くないということですね。現実を受け止めて、今最善の治療と考えられる手術にかけてみるしかありません。

 

今週6/22(金)に入院、来週6/26(火)に手術までいよいよあと一週間になりました。

 

手術後はもしかすると永久に食べられなくなるかもしれない。今はガンが広がり水無しでは飲み込みも難しくなってきているため、これからは食事が出来る残り少ない時間なので、ケトン食は止めて食べたいものを味わって食べたいと思います。