箱根温泉へ二日目/8か月前はお面作った | range4xのブログ 中咽頭がんステージⅣからの生還 そして再発 延命治療へ

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2017年1月、中咽頭癌ステージⅣの告知から放射線化学治療を終えて、一旦会社復帰しました。再発して進行が早く手術が困難となり、抗がん剤による延命治療を選択しました。再度会社復帰した後、上咽頭にもガンが広がったため、オプジーボに切り替えて延命治療を行っています。

■2017/10/10 (火) 箱根温泉へ二日目

 

 今日はお休みをいただいて箱根温泉二日目を迎えました。あっという間でしたが、心身ともにリラックスできました。

 

 

 

 

■8ヶ月前の2017/2/9(木) 8ヶ月前はお面作った

 

8ヶ月前の2/9は放射線治療に使用するお面(固定器具)を作りました。お面作成用には再度CTスキャンが必要でした。腫瘍の正確な位置を決めるものなので、何度も位置を調整して動かないように撮影します。
 
お面を作る際は熱くて伸びる素材を顔に押し付けて、水飴みたいに伸びて冷えると固まります。
 
何が大変だったかというと、お面を押し付けられたときに目をつぶっていたため、何が起きているのか分かりませんでした。熱いビニール素材でラップされたような感覚となりました。息ができないと勘違いして息を止めていましたが、我慢できなくなると思って吸ってみると息は吸えました(^^;メッシュ素材だったので。
 
口には呼吸確保用の棒を加えていて狭くなっているので、息苦しい感じは残ったままで、固まるまで動けないのでいつまでこの状態が続くのか、それからドキドキでした。閉所恐怖症とはこういうことでなるのかもと思いました。
 
この時に体に位置決めの十字のラインを胸からお腹と脇腹の3か所、マジックで書かれました。放射線治療が始まる2/23まで消えないようにする必要があります。消えたら書き足してとマジックを渡されました。
 
この頃岩盤浴のある銭湯に行き始めていたので、マジックで体に十字線を書かれた状態では行けないなあと思いました。しかしその後勇気を持って2回ほど行きました。女子ではないのに脇をしめてタオルで胸を隠すという不自然な恰好で(^^;