から続きます。
日曜の朝,2時頃から数十分おきに濁った声で鳴きます。
そのたびに横に行って撫でてやると治まります。
4時頃,鍋から出て外に出ようとします。
トイレに行きたいのかな。
簡易トイレをトイレと認識できないみたいです。
(土曜の夜,水にぬれた所はトイレしたのぢゃないと思っていましたが,整理する時に良く調べてみたら,水様便だったみたい。水を飲むことしかできなかったから水のような便だと匂いから推測。知らないうちに這って出て用を足したみたい。簡易トイレの少し鍋側の段ボールの上でした。新聞紙も鍋の中にあったし。結局,粗相することはなかったよい子でした)
自分で出られない事はわかっているので,カミさんが抱き上げて外に出してやりました。
ハチを抱っこしたくて仕方がなかったカミさん。ハチ,夢を叶えてくれました。
トイレにしている土の近くに降ろして,私だけ残って見ていると必死で数十センチずつ這って,植木鉢のテーブルの下に入りました。入りきることができず,半身丸出しだけど。
自由猫。寒くても外の方が良いみたいです。
日中はそのままにしておきました。
カミさんと時々様子を見ます。
奥まで入っていたり,身体の向きを変えていたりしています。
夜19時。予定を早めて東京から帰って来た娘とも相談して,やはり家の中に入れることにしました。
私がテーブルを持ち上げて,娘が抱き上げます。
抗議の鳴き声を上げますが,娘がなだめながら連れて入ります。
鍋にいれたあと,撫でてやるとにゃっと甘えた声を出しました。
安心したみたい。
いつもはハチの入った鍋の横の布団で寝ている娘ですが,今日は疲れているみたいで私とカミさんに「ハチお願いしていい」と二階に上がりました。
明日はカミさんは仕事なのですが,今宵も付き合ってくれました。
月曜日。0時頃,みゃっ・・・と小さい鳴き声が聞こえましたが,昨夜と違ってその後一晩中なきませんでした。
3時くらいからずっと眠れず。時々,ハチの部屋を覗きますが娘が灯りを消していて,真っ暗。
不安だったけれど,おとなしく寝ている間はかまわないようにしました。
今宵も外のテーブルの下で過ごそうとしていた自由猫です。
5時にカミさん起床。すぐにハチを見に行きました。
やっばり逝っていました。
穏やかな表情。目をひらいていて,瞳孔が開いているのがわかりました。
お腹を撫でてやるとまだ少し暖かい。
ないたり音を立てなかった所から推測して安らかに逝ったのではないかと。
亡骸をどうするか調べました。
業者さんでは,ペットを家族同様に葬儀など執り行ってくれるようです。
いろいろ,調べてみると市の火葬場に連れて行けば火葬してくれるみたいです。
費用は16000円。ちょっと辛いお値段です。
ずっと前に逝った実家の飼い猫チビの横に埋葬してやろう。
調べてみると,条件を満たせば埋葬(土葬)できるみたいです。
チビの横。チビの頃は横はまだ空き地だったけれど,今は新築のお家が建っています。
カミさんが「柚子の木の横がイイんぢゃない」というので,ずっと離れてた実家の庭(名義は私と姉の共同)に埋葬することにしました。
朝7時半。カミさん出勤と同時に作業開始。
まずは候補地付近の草の刈払い。
寒いので刈払機のエンジンがなかなかかかりません。
刈払いは9時くらいで済みました。
穴掘り。1mくらい掘るのが良いらしいのですが,とても無理。
60cmほど掘りました。
枯葉を敷き詰めてやって,その上に寝かせ,カリカリを枕元に。
そして,さらに枯葉の布団。
土をかぶせます。
友達とランチに行くので10時出発予定だった娘も,出る時間を遅らせて土をかぶせました。
これが,月曜日忙しかった理由です。
夜は,ハチのお通夜をお正月用のお酒も明けて豪勢にやりました。
在りし日のハチ
悲しすぎて,このことは投稿しないつもりでしたが,奇しくもとても同意できる記事
を書いておられたmoi ☻さんにこの記事へのコメントを書いた所,コメントで背中を押していただき,投稿することができました。ホントにありがとう。



