年をこせなかったハチ・・・。
ハチ。
この猫の事については,今日,この記事の投稿の後,メインブログに書こうと思います。
ハチ。5年来前から,ほぼ毎日のようにご飯を食べに来ていたサクラ耳の猫です。
3年くらい前からは,冬場の夜だけは家の中に入ってきて,専用のベッド(通称鍋)の中で寝ていました。
先週くらいからは,固いカリカリの方をあまり食べなくなり,柔らかいおやつしか食べなくなっていました。
木曜日・金曜日とこなかったので心配はしていました。
猫はなくなる前にふっと姿を消すという事でしたから。
土曜日の朝。娘は早朝,東京へ行きました。カミさんは仕事へ。
朝8時,外を見ると,ハチが一番入口の近いエアコン室外機の横にうずくまっています。
外へでて近くに行くと,私を見て,立ち上がり,にゃーにゃー,にゃーにゃー,にゃーにゃーとなきます。
あ,ごはんたべたいんだな。
家の中に入るように誘導しようとしたら,私の脇を抜けて隣の実家の方に行こうとしました。
が,20センチほどの段差が上がれないだけでなく,よろめいて横に倒れました。
完全に弱っています。
金曜日に家・隣の実家の周辺はだいぶ探したけれどいなかったので,遠くに行っていた模様。
それを,弱った身体でなんとか帰って来たようです。
手を伸ばすとシャーっと警戒する子でしたが,先週くらいからは私が鼻先に手を伸ばしても匂いを嗅いでくれるようになっていました。
思い切って,身体をなでてやるとにゃーと甘えたような声を出します。
抱いて家の中にいれてご飯を食べさせることにしました。
なんと,抱き上げる事が出来ました。
少し抗議の鳴き声を出しますが,暴れる元気はなかったのかな。
鍋に入れて,水とおやつを口元まで持っていきましたが,食べません。
うずくまったままです。
土曜日10時の写真 水・カリカリ・匙におやつ
簡易トイレを設置しました。
いつもは左上の障子と窓を一日中開けて自由に出入りできるようにしていたのです。
トイレに行きたくなると勝手に出て行って,入ってくる。
防犯と防寒の為に開き半分をコンパネで仕切って,下の20cm四方の大きさだけ開口するようにしていました。
昼頃,鍋から出て開口部の方に行きました。障子をあけてやります。
よろよろ行って,開口部から外を眺めています。
下りたくても降りられない身体になっていることがわかって,コワイみたい。
抱っこして,外に連れて行きました。
暖かくなって,お天気も良いので芝生におろしてやると,外の定位置=居間の縁側の下に入りました。
でも,いつもの横からではなく,前の下側の低い所からです。
入って丸まってじっとしているので,私も中に入って居間で過ごしました。
夕方,カミさんが帰ってきて,カミさんが「嫌がっても中に入れよう」というので,カミさんが縁側を持ち上げて,私が抱き上げて室内に入れました。
一晩中,居間と座敷の間の襖を開けっぱなしにして居間で寝ます。
居間のホットカーペットの上,毛布と羽毛布団を持ち込んでつきっきり見守りです。
土曜日の夜。おとなしく鍋の中で寝ています。
昨日忙しかった理由その弐 に続きます。


