プロローグ
天気予報はかんばしくなかったし,あちこち咲き誇っている桜は飽き気味。
大平桜の名前は,ずいぶん昔に写真リア友でもあった三隅のマイミクさんから何度も聞いた記憶があるけれど,行く気にはなっていませんでした。
朝,目が覚めた時になせがふと思い出したのは,阿蘇の一心行の桜。
写真を撮らずにいたら,台風で枝が折れて以前の雄姿は見られなくなってしまい,後悔した記憶。
周南市の林忠彦記念室のビデオでどなたかが,林忠彦氏が「写真は撮ってあるだけで素晴らしい」という事を言っておられたと聞きました。強い共感を覚えました。
対極のアーティスティクな写真家とばかり思っていた植田正治氏も,実は記録的な写真もたくさん撮っておられる事も後に知りました。
スマホで天気予報を見ると,山陽も,山陰も夜までは雨は降らないどころか良いお天気みたい。
アメブロでも何人かの方が行って投稿しておられます。
大平桜の写真。とにかく見に行って,一枚でも写真を撮っておこうと思いました。
三隅大平桜 国指定天然記念物
推定樹齢約660年,樹高17.0m,樹幹目通範囲6.32m,根本周囲5.38mの巨木・老木です。彼岸桜と山桜の自然交配種でその両方の性質を併せ持つ非常に珍しいものだそうです。
所有者の大平氏の祖先が馬をつなぐために植えたと伝えられており,所有者の屋号・所在地の地名ともに「大平(おおひら)」であった事から「三隅大平桜」と名付けられ,品種も「大平桜」として分類されます。(現地の説明版より)
横から見ると保護・補修・支えがしてあります。
黄水仙
石碑のすぐ前のベンチに座って,スマホで動画を撮ったりしてゆっくりしました。
時折,風が吹いて,桜吹雪も見ることができました。
でも,桜吹雪はなかなかうまく撮れませんでした。
土曜日。見頃とあって観光客がたくさん。
インバウンド海外の方もおられました。
桜並木の桜