
ガールを観ました
「モテキ」に次ぐ、
46歳の[女子]が、観て大丈夫な映画か・・・
正直言って、考えましたが、観ました。
観たかったんです・・・「痛い女」っていう奴を。
しかし、始まると、「モテキ」だって、
この「ガール」だって、良かったんです。
この「ガール」だって、良かったんです。
いろいろな女性が登場しました。
あらすじ:
大手広告代理店勤務の29歳シングルの由紀子(香里奈)は、
恋人(向井理)はいるもののどうもしっくりいかず、仕事も不調だった。
30歳を目前にして焦りばかりが日々募っていく。
だが、不動産会社に勤める友人の聖子(麻生久美子)や、
文具メーカー勤務の容子(吉瀬美智子)、
シングルマザーの孝子(板谷由夏)らも同じように悩んでいた。
ヤフー映画では、レビューが結構、酷評のようですが
私は、元気をもらった映画となりました。
「女って、半分がブルー」というセリフがあります。
結婚していて、子供を作らない選択
結婚して、子育てに奮闘する選択は、
どちらから見ても、良いと思うけれど、
ブルーなこともあるんですよね。
シングル・マザーの誰にも頼らないことへの選択
シングルという選択。
どれも、ブルーが付きまといます。
檀れいさん演じる「光山晴美」は、服装も行動も派手で、
単なる若作り・ブリッコな中年女性なのですが、
仕事は出来る。
はた目からしたら「痛い女」なのですが、全然痛くない。
むしろ、羨ましく感じてしまいます。
「本当はガールじゃないってわかっているの」というのも
仕事ができる彼女ならではのセリフです。
「女は、半分がブルーだけど、半分はピンクなの」
これも、納得のセリフです。
年をとったからと言って、なぜ、年相応に
地味で、枯葉にならなくてはいけないのでしょうか
容姿端麗な人だけに許されるのが
お洒落じゃないと思います
容姿は悪いけれど、綺麗にしようという気持ち
他人から汚いと思われないように努力する事を
忘れないようにいればいいと思います。
「まきまき~ランチ行こうよ」と、身をよじっていう晴美さんは
気持ち悪いですか??媚びているのでしょうか。
それが全然、媚びていないのです
「まきまき」と呼ばれることを喜んでいるのを知っているからですよね。
「半分は落ち込むけれど、半分はいつまでも女の子」
女性を蔑視していた部下の仕事を
修正させ、啖呵を切った後、トイレに駆け込んで泣きだしてしまう聖子も
やはり、女子なのです。それでいいと思います。

年をとったからって、恋に臆病だったり
落ち込んだり、地味にヒッソリするのは
勿体ないんですよ!!!
自分を知って
自分らしく過ごそう
と。
思わせてくれた映画です。
たくさんの名言に
涙しました。
私
結婚したとき、たくさんのものを置いてきました。
思い出も・・・交流も・・・そして、苗字もです。
「男の人生は、プラスになるけれど、女ってマイナスだけ」
たしかに、若さもマイナスになっていくし
本当に、マイナスだと思ってしまいました。
パートナーに、そのマイナス部分を埋めて欲しいとも思いました。

だから、男性の方にも見てもらいたい映画
館内は、20-30代女性が多かったです
私のような、46歳くらいの人は、いませんでしたが、
40代でも、観て欲しいと思いました
良いんです。自分らしく生きていいのだと思えましたから。
皆さん、いくつになっても
ガールでいましょう。
「気持ち悪い」と、年をとっても「女子」と言うのは気持ちが悪い
そう言い放った安西博子こと加藤ローサさん
それも、また正論でしょう。
でも。いいんです。
だって、女子だもの


