哀愁の男性ヴォーカル(2) | ランディ・マイズナー 心の歌

ランディ・マイズナー 心の歌

イーグルスのベーシストだった
ランディ・マイズナーの軌跡、心に響く歌声を
バンド別・アルバム別にご紹介してます
イーグルスほか、70年代ヒットも満載です

">(※追記 アーティストの歌声に注目してのシリーズでしたが、いくつかはブログテーマ、バンド別、アルバム別に移動しました)

ランディ・マイズナーと他アーチストの、哀愁ある歌声をご紹介する番外編の続きを。

前回は、ザ・バンドのリック・ダンコの切なく渋い歌声と、40代になって包容力の増したランディの「Take It To The Limit」でした。

今回もランディは「Take It To The Limit」ですが、声もアレンジもかなり違います。
イーグルスを脱退した翌年、ランディが32歳の時にリリースされたソロアルバムからの、アコースティックバージョンです。

この曲をランディは、ピアノをバックに、しみじみと慈しむように歌っています。
イーグルス時代の高音部はなく、シンプルでソウルフル、素朴なヴォーカル。
透き通るような、温かな歌声です。

故郷ネブラスカで休養し、再びLAに戻ったランディ。
当時の心情が伝わってくるような・・・。


もう1曲は、カントリー・フォークの大御所ジョン・デンバーの、「わが故郷アスペン」(「Starwood In Aspen」1971年)を。
「カントリー・ロード」や「サンシャイン」など有名曲が数多くあるのですが、私は心が洗われるようなこの曲が一番好きです。

ジョン・デンバーは、私が洋楽を聴くきっかけとなったアーチスト。
小学6年生の時に見たアメリカのTVドラマ「警部マクロード」に、ジョン・デンバーがコロラドの警官役でゲスト出演していたんですよね。

その時アコースティックギターを弾きながら、ちらりと歌声を披露していて。
ジョン・デンバーのファンになり、ラジオで洋楽を聴くようになって、イーグルスに至りました。

ランディと同じ、美しいハイトーンヴォイス。
郷愁を誘う歌声です。
ちなみに彼は、ニューメキシコ州出身・・・



「Take It To The Limit」ソロヴァージョン




「わが故郷アスペン」